2015-01-23

ナチュラルボーン時計キラー

家族になぜか時計を殺すのが得意なのがいる。

壊すのでなくて、時刻が確認できないような絶妙な配置に動かす。

朝、置時計の前には気づけばいつもティッシュの箱が置かれてる。

枕元に置いた目覚ましの向きを何気なしにひょいと全然別の方へ向ける。

居間時計を鏡越しに洗面所から覗けるようにせっかく調整してあるのに、

つの間にか鏡の角度がずれてる、鏡の間に障害物がある。

掃除のたびに時計を動かして、時計の針が見えない向きで棚に片付ける。

会話をするとき必ず時計自分の背後に置いて視界を遮る。

どれも全く無意識のうちにやっている様子。

それでいて時間にはわりときちんとしてるのが不思議

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