古い話だけど、「ぼく食べる人」「わたし作る人」という CM が猛烈な批判を浴びて放送中止に追い込まれたことを思い出した。
子供心に、個別の事例なのになに一般化して怒ってるんだろうと思っていた。
とある一瞬を切り取れば、作る人と食べる人がいるのは普通なわけで(一緒に作って一緒に食べるというパターンもあるが一般的とは思えない)、「ぼく食べる人、だけど明日は作る人」「わたし作る人、だけど明日は食べる人」みたいな言い訳じみた台詞だったり、「ぼく作る人」「わたし食べる人」ならクレームこないかもしれないけど、馬鹿でしかない。
同じことは人工知能学会の掃除ロボットにもいえて、たまたま女性型なだけと考えられないのだろうか。この手の被差別意識は眼の前の一瞬がすべてだと思っているように感じる。
マスメディアにのっかるとやっぱイメージを広めるって側面もあるから無理じゃないかな。 隣のご家庭の役割分担がどうだろうとそれはどうでもいいだろうけどさ。
正義を振りかざすのは楽しいからね。しょうがないね。