■やりたいこと、を持たないことに負い目を感じていた。
「将来公務員になりたい」
「お花屋さんになりたい」
人の夢や目標を聞くたびに、
「やりたいこと」が、やる前からわかる人がいて、すごいなぁと感心する。
なぜなら俺にとっては、
ほとんどの事が、実際にやってみないとわからなかった。
すっげーやりたい事だったはずなのに、
いざやり始めてみると全く興味が無くなったり、
逆に全く興味なかったのに嫌々やり始めた事が、
半年後から急に面白くなり始めたりすることもあった。
やってみないとわからない事の中から、
「やりたいこと」を見つけ出そうとするのは、
話したこともない人の中から、
結婚する人を見つけ出すお見合いくらい変に感じてしまう。
自由恋愛が可能になった現代でも、
人生選択に関しては今でもお見合い方式だと感じてきた。
高校の時の「文」「理」選択とか、大学選び、会社選びなど。
「やりたいこと」が明確な人は優秀、という風潮もあり、
肩身狭い想いをしてきたが、開き直ることにした。
「俺のやりたいことは、いろいろなことに挑戦してみることだ」と。
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