どっちも大事なのは当たり前だけど、どっちが先かといえば間違いなく「短所を直す」ほうじゃないかと思う。
だって躾ってそういうもんでしょ?
長所なんてほっといたって伸びるし、後回しにしても何ら問題はない。
言い換えれば、弱みがもたらす問題は、強みがもたらす効果より深刻で切実ということ。
なのに、最近はどこに行っても気持ち悪いくらい「長所を伸ばせ」と言うばかり。
おまけにそうした主張には、もっともらしい綺麗事や小難しい屁理屈がもれなくついてくるとか、正直勘弁して欲しい。
そりゃいきなり相手の短所にフォーカスするような、批判的で減点主義なスタンスが嫌われるのは分かるけど、それはもう嫌われてナンボじゃねーの?
ともかく、目の前の現実を回すことの大変さをきちんと踏まえて言っているのか、疑問に感じる。
今までの日本が、「出る杭を打つ」ことが多かったから その反省として出た杭を伸ばそう、って話だと思うけれど。 それに誰も短所を直さなくて良いなんて言ってないでしょ?
日本が出る杭が打たれる社会というのも一種の幻想だけどな。
短所は直らないから短所なんだよ。 長所伸ばす方が生存戦略に叶ってるよ。
そりゃ、躾だからだよ。子供の頃にやるから治るんであって、 先天性障害の発達障害 後天性障害のアダルトチルドレン の 2つは 大人になってから発覚したりするから、治すまで...