2010-11-27

http://anond.hatelabo.jp/20101127111612

ドラゴンボールにおける師匠キャラは「成長のロールモデル」ではなく、

RPGに出てくるような「努力と引き換えにパワーを与えてくれるNPC」だろ?

作中で悟空は、亀仙人に憧れないし神様のようになりたいとも思ってない。

ただ強くなりたいだけだ。

ドラゴンボールは「成長」を目指すビルドゥングスロマンでは決してない。

各所で指摘されているように、悟空には倫理道徳というものが欠如している。

絶チルの皆本は、またさらに別種のキャラだ。

皆本はチルドレンのロールモデルはないし、チルドレンに力を与える師匠でもない。

(どっちかというと「ロールモデル」は兵部や不二子だろう)

皆本は単なる保護者だ。だから皆本自身が成長する必要はまったくない。

そして、チルドレンの皆本への信頼は「彼がバベルという組織に所属している」ということと全く関係がない。

だから物語においてバベル存在希薄でもいいんだよ。


それと、皆本は「成長は終わったが何もかも完璧にできるわけではな普通の大人」だ。「成長しきった老人」ではなく。

記事への反応 -
  • 横だけど。 そういうのは作風とか読者層とかだと思うけど。きっちりした組織より、わいわいがやがやどたばたの方がおもしろいんじゃない? 島耕作とか釣りバカとかはどうなん?あん...

    • 元増田です。 別に重箱の隅をつついているつもりはないんだけど、漫画における組織ってのは、やっぱりある程度説得力がないといけないと思うんだ。そうでないと、どんな感動的なオ...

      • 「バベル」という比較的どうでもいい設定にリアリティを与えれば、それにストーリーの足が引っ張られるっしょ。 物語に現実を反映させればさせるほど作品は画一的になっていく。 崩...

        • 僕が言っているのは、単なる「リアリティ」の話じゃない。設定を細かくしろと言っている訳じゃない。先に言ったように、キャラクターバランスの説得力の話をしている。 一度あげた...

          • ドラゴンボールにおける師匠キャラは「成長のロールモデル」ではなく、 RPGに出てくるような「努力と引き換えにパワーを与えてくれるNPC」だろ? 作中で悟空は、亀仙人に憧れないし、...

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