2010-09-08

多剤耐性菌の件

抗生物質に対して耐性がある細菌が増えているという話である。こういった細菌は、後進国において発生する。

http://konest.com/data/news_detail.html?no=8911

これは、薬剤の使用が中途半端な為である。

抗生物質には、体内において一定の濃度以上を維持するように、服用用法が指示されているが、後進国においては、薬剤価格が高価な為に、覚醒剤の小売同様に、2分の1や4分の1といった希釈したモノが売られている。

薬が必要だから購入するのだが、希釈されている為に、体内濃度が上がらず、結果的に、耐性菌の温床となってしまうのである。

この解決方法は、たった一つ、服用用法を守れない地域民族には、服用用法に制限のある薬剤を売らない事である。

薬剤が高価な為に、服用用法が守れないのだから、薬剤を安価にするという手段は、たとえどんなに安価にしても、それを買えない人が一定割合で発生する以上、無意味である。

人民が貧しいから服用用法が守れないので、豊かにするべきだという主張は、3人家族と6人家族とでは、一人当たりのGDPが倍になった時に可処分所得の増加率は4倍になるという単純な計算から、人口爆発が止まらないとなる。自己努力による経済成長ではなく、外国からの援助や農業地下資源といった外的要因で豊かになる場合には、人数の多い方が取り分が増えるという事を学習しており、豊かにする為に外部が頑張れば、外部が頑張った分だけ人口を増やすという行為に従事させる事になり、結果として、一人当たりのGDPは変わらないという結果になるのである。

貧しさが原因なのではなく、貧しさは要因でしかなく、貧しさから抜け出せない民度の低さこそが原因なのである。

服用用法すら守れない人民民族外交上の約束法律を守るわけが無く、そういった地域人民との付き合いにおいて利益をあげようと思えば、民度を上げるところからやらなければ、市場にはなりえないのである。

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