2010-07-25

被害者で居させて

被害者ぶることほどラクチンで楽しいことはありません

被害者とは一種の無敵バリアです

しかし自分人生メインな分野では被害者ごっこしちゃいけません

被害者は防御とか回避戦術であって何かを築いたり達成したりするには向かない戦法です

なので

特定の民族宗派、思想の中のある種のグループ人達なんかは

自分のど真ん中を被害者アイデンティティで埋めちゃって、結果人生腐らせてます

あの人達麻薬の使い方を誤った反面教師



以上を踏まえまして

人生のどんな場面で被害者スタンスを取るべきかというと

・才能が薄い分野

・興味が薄い分野

報酬が薄い分野

ですね

やや相互に関連しているけどだいたいこんな感じ

例えば

生まれつき足が遅いほうで、

走ることに未練も無くて、

走りきっても達成感や賞金が期待出来ない

こういう場合は好みでかけっこを回避するという選択肢があるわけです

その時に

ただ「やめておきます」なんて芸の無いこと言うよりずっといい言い方は

「私は生まれつき膝の関節の異常で走ると障害が進むの

 そんな私にかけっこを強制しようとはなんて無神経な…

 ハッ ひょっとして差別主義者?」

と、こうです

こんなの嫌な奴だと思われるでしょうか?

でも足が遅い人間にかけっこを勧める人やそれを見てる人って

本当に無神経だったり、遅いのを見て優越感に浸りたい悪い根性だったりするんですよ

そういうってたいてい軽い気持ちや無意識です

そこを一撃で打ちのめし、怯えさせ、容易に近づけなくするのが「被害者」の構え

あなたの苦手な角度から攻められることが減り、

逆に優位から人に接するチャンスがぐっと増えます

自分資質や興味を良く分析した上で

積極的に捨てることにした分野ではどんどん被害者ぶりましょう

人生は全ての分野に注力できるほどの時間エネルギーも与えられていません

要らない分野は即捨てて被害者ぶる、これは何より重要な激的ライフハックです

おさらいの注意点

・使いすぎない、あらゆる分野で被害者ぶることはしないこと

ネトウヨしかいないような場では通用しないので使わないこと

被害者として活動しないこと(これは鉄砲ではなくひらりマントです)


では用法用量を守って楽しい被害者戦術をご利用ください

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