2010-07-01

ある起業家の末路

自分起業家というのもおこがましいとは思うが、

今年で起業して2年になる。

初年度の売上は1500万、利益400万

今年はもうすぐ決算だが、売上2100万、利益500万を超えそうだ。

しかし上がっていく売上とは裏腹に俺のモチベーションは下がる一方だ。

相次ぐトラブルに使えない創業メンバー顧客からのクレームに謝罪の毎日。

そうは言っても俺は実は暇だ、週に3日くらいしか出勤していない。

いや、神経症が原因で出勤できないんだ。

社員には外出などと理由をつけごまかしているが、

ひどく腹が痛かったり、家からどうしても出られない日々が続く。

かつての俺はやる気に満ち、誰よりも働いた。

今は、過去自分に申し訳ない。

それでも売上の半分以上は俺がねん出している。

役員報酬は23万、そりゃ利益も出るわ。

今は給料のことよりも平穏な日々が欲しい、なによりそう思っている。

サラリーマンを辞めようなんて考えた俺がバカだった。

これから起業を考えている人に言う。

起業してもそうそう会社はつぶれない、贅沢しなければ会社自体はそこそこ儲かる。

しかし、個人としての欲求はなかなか満たされない。

サラリーマン程良い職業はない。

売上は決して君を幸せにしない。

いいから起業なんて夢は見るんじゃない。

  • 言いたいことはわかりますが 会社におんぶにだっこがサラリーマンみたいな言い方をされても困ります。 あと、そう思うなら、フリーランスになればいいじゃん。

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