2010-06-12

ずっと誘われても行かなかった高2のときのクラス同窓会に、もういいだろう、という心持ちで参加した。

飲み会で、当時、おれを何かといじめていた奴らの一人がすぐ近くの席に座った。奴から受けた、いろいろな体験が頭をよぎったけど、あれからお互い成長した(はずだ)しな、と思いつつ、「お前は○○だよな?」と話しかけた。いじめる、いじめられる、という関係があったとは思えないほどに、身の上話から始まって、楽しく話が進んだ。周りも、はじめはおれを腫れ物のように扱っていたのに、それを見て、積極的に話しかけてきた。同窓会自体、三次会まで、何の問題もなく終了した。またこいつらと会いたいとまで思った。

二週間くらいして、例の「元いじめ」から電話があった。バーベキューの誘いだった。彼女を連れてこいと言われたけど、そんな気分にはまだなれなかったので、断るつもりで「聞いてみるよ」とだけ言った(と思う)。

行ってみると、そいつの職場の知り合いや、大学の知り合いが十人ほど来ていた。なんにせよ、人から好かれるタイプなんだと思った。当然のように、その人たちに、あいさつして、酒を勧め、肉を野菜ソーセージを取ってやり、打ち解けるよう動いていた。もしかしたら、無意識に、おれは昔から変わったんだとアピールしたかったのかもしれない。

バーベキューのあとに、その中の数人で、近くのマンガ喫茶で、ダーツをすることになった。ダーツはやったことはあるものの、元々不器用なだけに、上手くはない。最初こそ、運もあってひどくはなかったが、当然のように沈んでいった。あいつが茶化し始めた。苦笑いを繕ったけど、にわかには収まりが付きそうにない怒りを覚えた。最後だけ笑顔で別れた。

  • どこか人気のない所に呼び出した後、気が治まるまでどうにかしてやれば良かったのに。 その“受けたいじめ”というのが俺と同じ体験だったとして俺が同じ立場だったら殺してたね。 ...

  • 茶化されたことに理詰めで抗議して場の雰囲気をしらけさせてやればよかったんだよ。 次呼ばれることがあったら、どこかできっかけをつかんで、なるべく大勢の人間がいる前でそいつ...

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