2010-02-05

ttp://blog.goo.ne.jp/mit_sloan/e/41dc6ca48ed580acf561f25ad690a6b9

トヨタ米国人のトップが居つかないことは有名だが、実はミドル層でも優秀な人材が離職してるという話を聞く。

給与の問題はよく言われる(日本メーカー米国に比べ圧倒的に給料安い)が、

どうもそれだけではない、トヨタ文化になじめないでうまくいかないケースもあるように思う。

離職して他の日系の自動車メーカーに行った人に話を聞く機会があったのだが、

彼によると、「自分以外の日本人の皆が分かってるのに自分だけ分からない」と言う状況がたびたびあるんだとか。

最初は自分外国人だから、と思っていたが、今の日系メーカーではだいぶ違うらしい。

トヨタでは同僚に「聞く前に考えろ」とよく言われたが、「確実にやりたいなら言葉で正確に伝えるべきじゃないのか」と彼は思うのだとか。

空想だが、トヨタ本社感覚としては伝えてるつもりでも、アメリカ人感覚なら「伝えられて当然」の経営陣の判断やその背景が、米国本社に伝わってきてないのではないか?

日本人だけで、「言わなくてもツーカーでわかる」という強力な文化は、意思決定も迅速で、効率的だ。

でもこれは生産・販売をはじめとし、経営グローバル化しようとするなら逆にネックになってしまう。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん