2009-04-15

計画たてるのが怖い

先の見通したてるとか、計画を立てるとかが怖い。

優先順位をつけるとか、時間見積もるとか、そういうのが怖い。

何故かって言うと抽象的に言えば、死に近づいてるように感じるから。先が見えちゃう感が嫌。嫌つーか怖い。

それをやると、どうしても認識せざるを得ないことが出てくる。「意外と寿命は短い」こととか、「やれることは驚くほど少ない」とか。それがもう認識したくなくてたまらない。正直言ってそんな過酷な事実からは逃げたい。(むしろなんで皆立ち向かえるんだよ)

正直、逃げ続けて、知らぬままなんとなく死にたい。もう、これ、多分ニーチェとか聞いたら爆笑モンの弱さだけど。立ち向かえよwww死、直面しろよwwwみたいに笑われるだろうけど。

計画を立てる、要するに「時間を数量のように意識する」こと、それが多分嫌だ。感覚意識していたい。数量で意識するとどうしたって「足りない」とかそういう概念が出てきちゃうわけだろ、それが嫌だ。それを意識すると「死ぬまでに○冊しか本が読めない」とか、大体自分の行く先がなんとなくイメージできちゃって(嫌な方向に)それがとてつもなく嫌だ。

覚悟が足りないんだと思う。「時間制限のある生」に立ち向かう覚悟的なものが。

いままで「時間制限がある」ことに気がつかなかった。小学生のころは本当に気付いてなかったし(ばくぜんと遠い未来に死ぬんだろうなと思っていた、誰しもそうだと思うが)中学高校あたりは、多分本当は薄々気付いていたけど「考え始めたら凄く恐ろしいことになりそうだから、とりあえず今を生きよう」的な感じで、後回しにしていた。でも大学はいって、仕事の事とか、そういうの考えようってなるといやがおうにも直面するわけで、「時間制限のある生」に。

刹那的に生きる若者っているけどその気持ちが分かる。多分時間制限を意識したくない。だからとりあえず今を生きて、それらについては後回しにしよう、できれば永遠に逃げたままでいようって腹。

やたら10代後半で死のモチーフに惹かれる奴が多数なのは、逆にそれらを過剰に意識することによって本当の、80くらいになっての死を遠ざけているんじゃねーかって思う、ていうか俺がそうだったから。19で死ぬ、とか思うことで逆に遠ざけてる。色々なことから。仕事とか引退したあとどうやって暮らすとか仕事しながらあと何冊本が読めるのかとかそういう生々しい難しいことを思考停止しちゃって「今からもう2年くらいで精神的に気持ちいことばっかやって死ぬからヨロシク」みたいなユートピアに逃げる。でも実際死なないけど、絶対。

優先順位とか計画とか、そういうの考えると最終的にどうしても「時間制限のある生」という事実に繋がってしまう。それからまだ目をそむけていたくて、そむけていたいあまりに計画を立てたくなくなる。

本当人生短すぎて怖い。その短さを自覚して直面して尚進む……とかできねーよ怖い

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