おれは右利きに矯正した潜在左利きな人。どういう意味かって言うと、例えばボールを投げるって行為は矯正されなかったから左手でやってる。箸やペンを持つのは矯正されたから右手を使う。新しい運動を覚えるときには、どっちの手が向いてるかを試してから向いてる方の手で覚えることにしてる。おおざっぱに言って、ひじから先を使う運動は右手、肩まで使う運動は左手が担当する場合が多いね。
で、潜在左利きなおれは、最近、思うところあって、左手でペンを使えるように練習してるんだ。そしたら、あらためて「おれ左利きだったんだね」って実感したのでチラ裏的に思ったことを書いてみる。
まずね。なんていうか、左手のほうが触覚で空間を認識する力が強いの。鉛筆のさきが紙の表面をなぜる感覚一つとってみても、右手より左手のほうがそれをはっきり感じ取れてるのが分かるんだ。今まで使ってきた時間が長いぶん、右手は器用に動くけど、物の表面の凹凸を触覚で感じ取る力は弱いみたいで、そういうのを無視して動かしてたみたい。左手はまだ不器用だけど、物の表面の凹凸を敏感に感知して、それに合わせて動こうとする。
あと、右手を動かしてる脳みそと左手を動かしてる脳みそは別なんだなってのも実感した。今まで左手も右手もひとりの自分が動かしてると漠然と思っていたけど、左手で絵や文字を書く練習をし始めて、自分の中に、右手を動かしてる人と左手を動かしてる人がそれぞれ別に存在してるのを感じたよ。
もう少し練習したら、おれは完全に左利きって言って良いくらい左手を使いこなすようになると思う。今はまだ左手できれいな文字を素早く書くことはできないのだけど、ここ数日で、パソコンのキーボードを叩く左手が目に見えて速く、正確に動くようになったことがうれしい。何で今まで左手を封印していたんだろう。もったいないことだ。
あ、俺も同じだわ。脳の働きのとこの説明なんか、俺が書いたのかと思うぐらい、よくわかる。 箸と鉛筆は右だけど、それ以外は全て左。 俺も左手で文字書くようにしてみようかなぁ。
両方の手で文字をかけるけど、2人のひとのくだりがよくわからんなあ…