2008-09-07

批判について

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柔らかNEWS虐待冤罪東京・墨田児童相談所による拉致監禁事件?【児相被害】

ttp://yawanews.blog82.fc2.com/blog-entry-724.html

自分が巡回している個人ニュースサイトで上のタイトルを見て見ずにはいられなかった

自分も昔児童保護施設にいたからだ

しかしリンク先を見てめまいがした

問題の真偽は正確なソースがないので保留にしておくが、問題は批判の内容

児童相談所がいかに偏向思想に染まっているか、悪質な存在か声高に叫んでいるが

(相手は組織なので人格はないが)一方的な決め付けによる人格攻撃としか思えない

少なくとも自分にはそうとしか読めない

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強制的に拉致された

これは連れて行かれた立場からすればそれが正当な理由であろうとなかろうと

その処分に納得できなければこういう認識になるのは理解できる

しかし「児童相談所拉致監禁を隙あらば狙っており、家庭崩壊を目指す思想集団である」

ここまで行くとある種の強い攻撃的な情念を感じずにはおれない

もちろん行政機関だからそういうことがないと言いたいわけではない

たとえば日教組反日というか反国家思想などはそう思っている人間も多いだろう

それは卒業式日の丸君が代問題などを通してそういう教師がいることが知られているからだ

それでさえリンク先の筆者が指摘するような内容を教師に置き換えて主張すれば

どちらをより偏向した思想の持ち主であると思われるかは想像に難くない

そういう人格攻撃さえなく問題の事件の主張を完結にまとめてさえいれば

ここまでこの批判が受け入れがたくなったりはしなかったと自分は思うのだが…

話は変わるが自分が施設にいた時の話

児童相談所と児童保護施設というのはまったく別物

児童相談所は関所みたいなもんで児童の条件ごとにそこから施設に振り分けられる

だから相談所ってのは保護されるまでしかほとんどかかわらない

まぁ東京のじゃないしすげー昔なんでリンク先を否定するわけじゃない

児童保護施設(正式名じゃないかも)にいたときは本当に毎日逃げ出したかった

そりゃそうだ

自分は虐待を受けていたわけでもないし集団生活が楽しいと思える性格でも年齢でもなかったし

環境自体も決していいと言えるような状況でもなかった

家庭環境が劣悪なとこから集められた人間体育教師体育教師なりのやり方で生活させてる

まぁ虐待で頭の骨がぼこぼこになってるような奴(相当小さいときから受けないとならない)と

族だったり家出繰り返したりで保護者が面倒見切れなくなったような奴を一緒に管理するんだから

しょうがないっちゃしょうがない

あのころはそんなこと考える余裕なんてなかったけど

虐待受けてた奴だっていつまでも弱いだけじゃなくてグレたりする奴だっているしね

なじむやつはなじむんだろうがなじめない奴はとことんなじめない

オレはなじめないほうだった

もう長いこと連絡取ったりすらしてないから今はそういう施設がどういう状況か知らない

児童が区別されるようになってなきゃ虐待で殺されたりするよりは多少マシって程度だろうとは思う

こんなこと書くと施設に入れるべきじゃないって思うかもしれないけど

そんでも虐待で殺されちまうよりマシだと思うんだ

google:news:島村恵美

この事件の長男もそうだけど虐待受けても子供は親を慕うんだよね

施設から一時帰宅とかして飯とか何も作ってもらえなくて帰ってきたらゲッソリしてんのに

そんでもすげー奴らうれしそうなんだよ 親に会えて

だからオレには多少話を聞いた程度でどっちが子供にとっていいとは言えない

でもリンク先みたいなヒステリックな批判の仕方は絶対おかしい

  • 人って自分が正義だと信じて疑わない立場になった時、その御本性が現われるからね 正しいと言うことが全ての免罪符になると思ってる人間が多いこと多いこと

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