2008-03-31

はてなはもうだめなのか?

と、大げさなタイトルをつけて煽ってしまった訳だが。

今は亡きゲーム批評みたいで良い感じだな、と思ったり、どうせ書いても面白い記事だったら、パクられて他人の手柄にされるし、つまんない記事だったら、ボロカスに叩かれると思っている訳で、書くかどうか迷った末に、ええい書いてしまえと書いている今日この頃です。

で、何が言いたいのか先に書いてしまうと、「はてなひろゆきの影響受けすぎじゃね?」という俺の邪推ね。2chとかニコ動ひろゆき自身も言っている訳です。「時間無駄です。僕はほとんど追ってません」。んで、真面目なはてなはそれを真に受ける。教科書通りに娯楽性重視の軽くてゆるいサービスを作る。その結果。Rimo失敗。はてなハイク失敗。はてなワールド失敗。もちろん、異論・反論・オブジェクションはあるだろうが、上のサービスを俺は使っていないし、はてブほど成功してないでしょ、実際。という訳で、俺基準で失敗と断罪。おまけに、これだけ失敗が続いたからか、人力検索で新しいサービスも期待されていないことが分かった。従来のサービスの利便性を上げて欲しいという要求が強いことが分かった。めでたしめでたし

じゃなくて、じゃあ、どういう方向に進めば良いのよ?ということなんだろうが、初心に帰れよ、と言いたい。人力検索を作った理由は、機械検索が不便だからでしょ?つまり、利便性上の理由から作ったわけだ。はてなダイアリーも、当初は手軽にブログを書けるという利便性が重視されていたんじゃないかな?(勘違いだったらスマソ) つまり、もともと、はてなのアプローチって、インターネットの利便性を上げるという方向性であり、2chとは全く間逆からのアプローチだった訳だよ。

だから、Rimoも、はてなハイクも、はてなワールドも初心を忘れて失敗した。これらのサービスインターネットの利便性を上げるためのサービスではないから。ネットマスコミインタビューでえらそうなことを言っている割にはこの体たらくであるwwww ただ、はてなスターは良かったね。スターをもらうと、純粋モチベーションが上がるから。有用な文章を書こうという気持ちが強くなるから。

いや、世の中を有用な文章で満たしたいとか、そういうことではなくて、はてブにあるような「実用性」と「娯楽性」が入り混じった状態が個人的には理想だと思っている。というか、勉強は面白いんだということなんだと思う。そして、それがはてなの進むべきだと思っている。もちろん、例えば、ライフハックの「実用性」を疑う人はいるし、別に馬鹿にしてもかまわないと思うが、ライフハックの記事にブックマークする人は相変わらず多いし、夏目漱石言葉を借りるなら、「向上心のないやつは馬鹿だ」ということなんだと思う(例え、向上するための方法の間違いに気づいていなくても)。問題は、試してみて、使える物は使うし、使えないものは捨てる現実主義であって、使えるなら宗教でも使えば良いと俺は思うんだが、まぁその辺は個人の考えが色々あるだろう。

で、話を元に戻すと、相変わらず、インターネット危険な場所は多いし、相変わらず、情報が多すぎて、自分に有用な情報を見つけるのがめんどくさい。インターネットの利便性はもう向上できない?新サービスは必要ない?本当に?本当に?

当然、叩かれるかも知れないが、せいぜいこの文章がたたき台になれば良いと思う。反応がないならないで良いけどさ。

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