http://www.shinyusha.co.jp/thread/
こういうの見ると、学歴ネタやる奴も、学歴ネタ叩きやる奴も、右翼/左翼ネタやる奴も、右翼/左翼ネタ叩きやる奴も、嫌韓厨も嫌韓叩き厨も、みんな同じ穴の狢だなあ、と思う。
何かを批判しようとすると――その相手が「高学歴」であれ「低学歴」であれ、「右翼」であれ「左翼」であれ、「韓国」であれ「中国」であれ、「ネオリベ」であれ「ネオコン」であれ――どんどんその相手が巨大で陰謀的な敵であるかのような妄想が肥大して、その妄想の磁場に言説の場自体が捉われて行く。アイロニカルな「○○批判」とストレートな「○○賛美」の区別が付かなくなっていく。
地下鉄の中でネオナチの新聞を読んでいるユダヤ人がいた。たまたま同じ車両に乗り合わせた彼の友人が、
このおかしな光景に気がついた。いささか憤慨した友人は彼に近寄って尋ねた。
「君、気でも狂ったのか。どうしてこんな怪しからん新聞を読んでるんだね」
「うん、以前はユダヤ系の新聞を読んでいたさ。けれど何が分かったと思うかね。
イスラエルのテロとか、同化と異民族との結婚でユダヤ人の数が減っているとか、
あるいは貧しいユダヤ人の暮らしとか、そんなニュースばかりじゃないか。だからネオナチの新聞に切り替えたんだ」
「それで、その怪しからん新聞から何が分かったんだね」
「ユダヤ人が世界中の銀行を買い占めたとか、ユダヤ人はマスコミを操っているとか、
ユダヤ人は金持ちで凄い勢力を持っているとか、ユダヤ人は世界を牛耳っているとか……
嬉しいニュースばかりだぜ」
http://anond.hatelabo.jp/20070805210239 地下鉄の中で増田の学歴ネタを読んでいる大学生がいた。たまたま同じ車両に乗り合わせた彼の友人が、このおかしな光景に気がついた。いささか憤慨した...