最終的にランクは落としたが半年前からこの大学行こうと思っていた第一志望に合格できた。
ただ、勉強をしてこなければ、今の僕はここには居ないだろうということはわかっている。
そして、今ここにこの僕がいるのは、周りの人たちのおかげだって事もわかっている。
僕は勉強が嫌いだった。
勉強をする意義がわからなかったし、将来一体何に役立つのか?それを教えてくれる人はいなかった。
勉強が出来る=天賦の才だと思っていた。僕みたいな人が勉強しても学力は上がらないのではないか?と思っていた。
そんな僕がテストなどを出来る訳でも無く、中学の時はテストでは最悪な点数を取っていた。
特にそれを気に留める事もなかったし、次回は高い点数を取ろうという努力も無かった。
中学の成績はよくなかった。平均にも満たなかった。
その後、何故か推薦で公立高校に受かった。
1年の試験ではそれなりの点数が取れた。僕が少し勉強すれば、それなりの上位を取れるようになった。
もちろん周りが勉強をしないから学校全体の学力が下がっているわけで、
学校の中では相対的観点から見れば僕の学力は上がっているが、全国的に見れば僕の学力は下さらにがっていた。
2年になり、国公立に行くのなら下宿が出来ることになった。
だから僕は勉強することにした。今の生活が嫌になっていたから。
誰も僕のことを知らないところに行って、自分の好きなことがしたかった。
もちろん、突然勉強をして、大学に合格が出来るわけでは無く、僕は痛い目にあう。
中学の勉強、さらには小学校の内容でさえ頭に入っていなかった。
そして、勉強するのには最悪な環境だった。高校の授業だって大学入試とはかけ離れたレベルにあった。
単位制高校だったため、必要最小限の科目を取って後はほとんど独学で通した。
僕は憎んだ。自分自身を。何故きちんと勉強して普通の学力がある高校に入らなかったのか?
3年になり、私大に行っても下宿が出来るようになった。
だけど、僕は勉強した。それなりに勉強が面白いと思えるようになっていたから。
高校の受験勉強で公民が面白かったし、新聞読むのが好きだから社会学科行くことにした。
受験勉強を通して解ったことがある。
勉強することに意味はあった。自分自身が成長していることがよくわかる。
そして、僕の周りには多くの僕を支えてくれてた人がいたんだ。
受験勉強をしている間は気付かなかったが、愛って物が沢山あったんだ。
他人を信じることが出来ないし、他人を疑ってばかりでいた僕だったけど、
考えが全く変わった。
それだけでも、この受験勉強には十分すぎるぐらい意味があった。
それで、いろいろなことにも挑戦しようと思う。
何が得られるかわからない。何かを失うかもしれない。
だけど、得られた時は気分が良い。
いつもより空が綺麗に見えたんだ。
道徳の教科書に載っていそうな文章だね。つまり胡散臭い。
http://anond.hatelabo.jp/20070212005312 中二のときから不登校。三年になってから保健室登校までできるようになったものの結局自分のクラスに足を踏み入れることなく卒業した。「勉強しなくて...