はてなキーワード: 村崎百郎とは
唐沢俊一はこれをネタに『社会派くんがゆく!』をやってください。
死んだのが対談相手じゃどうすんのって話なんですけど、あの不謹慎な企画には似合うんじゃないかと思います。
僕が村崎百郎を知ったのはもう10年ちょっと前です。
現在でもキ○○イ御用達の出版社、データハウスから当時『危ない28号』って危ない雑誌が出てました。
アングラなネタ満載なタイトルの通りの危ない本だったんですが、そこで文章を書いてたのが村崎百郎でした。
内容はよく覚えてないんですが、アナルオナニーとアナルセックスを礼賛してたことだけは間違いないです。
同じく28号に『ケツの戦慄』って(タイトルからして)ひどいマンガが載ってまして、その原作もやってました。
大雑把な内容はこうです。
大間違いがあるかもしれませんが。
アナルセックスがしたくなったサラリーマンが上司にその旨を伝えるが、取り合ってくれなかったので上司を殴って退社する。
街でいい女を見つけたので殴って部屋に連れ込む。
イく。
突然部屋の壁が尻穴になって、そこから妄想警察(だっけ? 忘れた)なる裸の男女数人が現れる。
サラリーマンが「妄想するのは俺の勝手だ!」みたいなこと言って壁の尻穴に逃げる。
……アナルだらけでもうやだ。
ってなわけで僕は村崎百郎はアナルの人って印象を持ってるのです。
殺人犯は実践本に騙されたとか言ってるみたいですが、きっとアナルオナニーかアナルセックスの本だったんじゃないのかと思わずにはいられません。
激しいアナルオナニーで尻穴が爆発した(バッキー事件みたいだ)とか、上司に向かって「俺はアナルセックスがしたいから帰るって言ってんだよ!!」ってキレたらクビになったとか、どっかの女をアナルレイプしたら前科持ちになったとか、まぁ尻穴から吹く悪い風に当てられたんでしょう。
本人が死んでしまったのだから喋っちゃってもいいだろう。
村崎百郎はシベリア生まれ、中卒の工員という設定を見れば分かる通り、
完全にギミックでマジモンのキ印じゃない。
しかし『電波系』などの著書で行われている「妄想電波の分類」などを見ると
単なるギミックじゃない何か迫真に迫ったものを感じるはず。
はたして電波の類は作りなのか、マジなのか、判断に困っている人もいるだろう。
で、これは半分マジであって半分作りなのだ。
そこに書かれていることは二人が趣味で収集したキ印な人たちの実態を盛り込んでいる。
それをそのままこういうキ印な奴らがいるんですよ、と発表してしまったら
キ印当人たちに何をされてしまうのかわからない。
「空いた時間をそれ程好きでもない相手とデート代を払ってもらってする面倒なセックスが売春のようだと元風俗嬢が言うのは興味深い。」
これが問題の発言だが、個人的にそんなに問題のある発言に思えない。
例えばこれがこうだったらどうだろう。
「空いた時間をそれ程好きでもない相手と奢って貰ってする面倒な相談事がカウンセリングのようだと元精神科医が言うのは興味深い」
こうだった場合に何か問題があるだろうか?
なにも問題を感じない。
もちろん「元風俗嬢が」を付けなくとも意味は通じるだろうが、付ける事によって差別以外の意味を持つ事は分かるだろう。
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20070320
から一部抜粋
「面倒なセックスをビジネスのようだ、つまり売春と考えるのだ、元風俗嬢は、なるほど、と興味深く思ったということです。」とは、
まず何よりも、私が言うのもなんですが、大きな御世話ですよ。
これも
「面倒な相談事をビジネスのようだ、つまりカウンセリングと考えるのだ、元精神科医は、なるほど、と興味深く思ったという事です。」
だったら何か感じるだろうか?
大きなお世話と感じようがそれは自由だが、なにも突っかかる事ではない。
この違いは何かというと、やはり風俗嬢と精神科医という地位の違いにあるのだろう。
http://d.hatena.ne.jp/macska/20070320/p2
もっと突っ込むと
「空いた時間をそれ程好きでもない相手とデート代を払ってもらってする面倒なセックスが売春のようだと元風俗嬢が言うのは興味深い。」
が引っかかるか否かは、風俗嬢をどう見ているか(あるいは認識しているか)という違いになるのではないか?
そして是か非かは置いておいて、これが引っかかる人は風俗嬢の地位を低く見ている人達なのだろう。
大事な話なようなので
始めの所からもう一つ抜粋して突っ込む
http://d.hatena.ne.jp/sk-44/20070320
話はずっこけるけれども、でも大事な話。
植草元教授が痴漢をやっていたとして、「エコノミストは痴漢をする」「エコノミストだから痴漢をする」とは、「手鏡と痴漢によって幾度も逮捕されるのだ、つまり偏向したイリーガルな性癖を持ち合わせているのだ、元経済学者は、なるほど、と興味深く思ったということです。」とは、言わないでしょう。いや村崎百郎氏はそう言ったけれども(クロソウスキーの『生きた貨幣』を引き合いに出して)。
クロソウスキーとやらはどんなスキーなのか浅学にして知らないが
この例え話は間違いである。
まず風俗嬢とセックス(建前的には性的なサービス)には直接の関係がある。
なぜならそれが仕事であるから。
この例え話は例え自体が間違っているのである。
例え話自体が間違っているのでそれ以降の話も当然間違っている。