本人が死んでしまったのだから喋っちゃってもいいだろう。
村崎百郎はシベリア生まれ、中卒の工員という設定を見れば分かる通り、
完全にギミックでマジモンのキ印じゃない。
しかし『電波系』などの著書で行われている「妄想電波の分類」などを見ると
単なるギミックじゃない何か迫真に迫ったものを感じるはず。
はたして電波の類は作りなのか、マジなのか、判断に困っている人もいるだろう。
で、これは半分マジであって半分作りなのだ。
そこに書かれていることは二人が趣味で収集したキ印な人たちの実態を盛り込んでいる。
それをそのままこういうキ印な奴らがいるんですよ、と発表してしまったら
キ印当人たちに何をされてしまうのかわからない。
いちばんタチ悪いのは根本敬のような気がする。 因果な人と絶妙な距離で親交を結んで おいしいとこだけしゃぶって捨てての繰り返しじゃないか? このタチの悪さを継承してるのが吉...
根本敬の性質の悪さは確かに本物だが、彼は我々に因果者の正しい楽しみ方を教えてくれた。 やはり偉大といわざるを得ない。