「文倉十」を含む日記 RSS

はてなキーワード: 文倉十とは

2009-05-25

つきつめて言えば,絵の鑑賞において作者の背景は問題ではない。詮索するのは無粋ですらある。だからこれはつまらない独り言だ。

男っぽい絵を描く女もいれば,女っぽい絵を描く男もいる。ただそれでも性差傾向というのはあると思う。「一般に」男は軽さを描けないし女は動きを描けない。人体パーツでは,髪と口,肩と手に如実に性差が表れる。私は消費オンリーのヌルオタで絵の素養もないけど何となくそう思っていた。で,その基準に従って文倉十は女だと思っていた。

なんということだ。

2009-04-30

1979年生まれ。中高時代にTRPGブームに乗り,ソードワールドガープスPCを何百人と作った。購読誌はコンプRPG大学に入ってから一緒にプレイする仲間を失い,TRPG冬の時代にもぶつかり,まったく疎遠になった。細々と出版されるリプレイ書店で見かけて,ああまだこのシリーズ生き残っていたんだなあと再確認するくらい。伏見健二が介護福祉士になったなんて噂を聞きながら時間の経過を感じていた。

近年エロゲに手を伸ばすようになって,ライアーソフトというブランドに触れた。こいつら面白いもの作るなーと思って調べてみると,なんと元遊演体社員達が集ったブランドだという。作品自体よりもそのことに感動してしまった。あの頃見たあの人たちは,今もがんばっているんだ。場所こそ変わってしまったけど,ちゃんとゲームしてるんだ。

消極的に避難しただけじゃない。隙あらばまた本流を食ってやろうとギラギラしてる。ライアーソフトから出た文倉十が,ラノベ挿絵を機に表で活躍の場を広げつつある。なんか,あの世界の人も資産2000年を越えられずにどこかに消えてしまったんだと勝手に思い込んでいたけれど,ちゃんと系譜は続いている。

明日からまた少しがんばれそうな気がする。

 
ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん