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2008-07-20

http://anond.hatelabo.jp/20080720184208

日立お家芸のストレージ部門は大丈夫か。

 日立IBMからハードディスクドライブ製造部門を買収しました。HGST日立・グローバル・ストレージテクノロジー)という会社を作りましたね。ハードディスク価格競争は激しく、シーゲート社、ウェスティン・デジタル社などどリテール部門は激しいプライス競争をしています。

 リテール部門での赤字をエンタープライズ部門でのディスク装置へ取り付けるハードディスクドライブ価格を高くすることで補っているのではないかと疑惑があります。

 内のシステムでは日立ディスク装置(製品名USP V)をメインフレーム接続用として導入しています。その製品に搭載するドライブは、1個36GB、72GB、146GB、300GBの中から選定するのですが、この時代300GBで単価1万円くらいだろうと思っていたのですが桁違いなのです。

 企業用オンラインなので、大事をとって日立としては36GBのドライブRAID1で採用して欲しい。そして標準価格は1ドライブ100万円です。提供価額で70万円に下がったとしても実質18GBで70万円のハードディスクドライブってそんなむちゃくちゃ高いですやん。

 結局、玉が小さいのでたくさんの数を購入しましたが、これってリテール部門で赤字が出ているのを官公庁向け販売で補填しているのではないかと疑念が沸きました。

 リテールハードディスクドライブはまあ信頼性が低く、3年1日8時間持てば幸いという品質だそうですが、企業用は違うのだと日立の人は言ってましたが。そう「ザクとは違うのだよザクとは」と。でもですね、その高いハードディスクドライブも結構エラーや警告が出て交換しているのです。今に大事に至りそうで心配です。

 それと日立の「USP V」という高機能ディスク装置ですが、一杯メモリがついていたり、カタログでは仮想ストレージ機能、自動プロビジョニング機能やら「世界最高」の機能がたくさんついていて値段も世界最高なのですが、メインフレームディスクとして使う際には、それらの豪華機能は残念ながら一切使えないですね。

 だから、メインフレーム用の高信頼性だが、機能はシンプル製品を出せと言ってもそれは出せない。「USP V」を買えという話になりました。パソコンハードディスクと違って、企業ハイエンドディスクって目茶苦茶高いんですよ。メインフレームとの連接製ということでこれまた随意契約で入札なしで日立から購入するのです。工夫すればEMCのディスクも使えるんですけどね。やっぱ外資系はいつ撤退するかわからん・・心配というか、先立つ金は税金で自分の金じゃないので、アンパイ日立を選択するんですね。EMCの営業マンをつれてきた私は上司に「日立とうまく行っているのだから余計なことをするな」とお叱りを受けました。

 高機能ディスクアイデアはEMCが先に機能開発して日立が後追いでちょっと性能が高いということで「世界一」という謳い文句で販売しているようですが。EMCの「TimeFinder」機能をそのままマネして日立が「タイムトラベラー」と言う名前でリリースしたときは笑いました。日立にも笑いが分かる人がいるんですね(今は「TrueCopy」と改名)。

2007-12-16

http://anond.hatelabo.jp/20071216192719

Amazon佐川を選んではいないし(うちのあたりじゃPericanかヤマトメール便だし)

佐川の悪評(特に美術系や雑貨系で)は未だに消えてないし

というかリテール以外の部分ではヤマト佐川も便を融通しあってたりするし

まあべつに駄目と騒ぐことまで咎めはしないが、どうせ過去にあったちっぽけなことがきっかけだったりするんだろ

2007-10-05

http://anond.hatelabo.jp/20071005023557

お金にまつわる社会の話だから、どんな人でも経済についてはなにかしら意見を持ってる。対して、経済学(特にマクロ)は直感や常識に一見反する知識が初歩からバンバン出てくる。リテール銀行にとって預金は借金なんですよとかそういうやつ。それでよくこうやって揉めるんだよ。

前提を崩すのは、力学で「モノが上に落ちることもあるよね」と言われて認めるに等しいことが多いから、おいおいできるもんじゃない。それを認めだすと最後には大抵「やっぱり愛だよね」みたいな愚にもつかない結論に落ち着く。

ただ、相手にもわかりやすい例えを使ってうまく説明できないとしたら、それはされる側じゃなくて説明する側の能力の問題で、頭が固いと言われるのはそういう意味事実です。俺も経済の人ですが。

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