はてなキーワード: パルコとは
前回のエントリ「ビックカメラとヨドバシカメラのポイントに関する考察」をお楽しみ頂いた方も居たようで、筆者もアホなメモを増田化した甲斐があったというものである。
ところで、前回エントリに対するブクマコメントやブログ記事で「ヨドバシポイントは書籍に使うだろjk」という内容があったので、反論を試みたい。
書籍でポイントを使う派の主張は「書籍は3%還元なのだから、5%還元のMacBookでポイントを消費するより得に決まってるじゃないか」ということだと考えられる。これは一見すると前回記事の筆者の主張と合致するように見えるが、これが成り立つには「書籍は定価でしか購入できない」という前提が必要となる。
書籍を定価より安く買うチャンスがあるというのは、http://anond.hatelabo.jp/20080522122958 にまとめられている通りである。ちなみに、筆者が新刊書籍を買うときはパルコの本屋でパルコカードを使うようにしている。パルコは年の1/3程度の期間、パルコカード利用で5%オフのキャンペーンを実施しており、書籍も5%オフの対象である。これにより、カード請求額が5%引+0.5%ポイント還元となるので、書籍の価値は定価の95%と考えることができる(筆者はセゾンのポイントを使う気が無いので0.5%分は無視した)。
つまり、定価144800円の書籍に支払う金額を考えると、144800*0.95=137560円となる。一方、定価144800円のMacBookを買うとすれば、前回の議論をベースに考えて144800-7240y=約138277円を支払うのと同じである。よって、同額のヨドバシポイントを使うならMacBookの方が有利だと言える。
ヨドバシポイントを書籍に使うのは、MacBookなど値引きが無い商品に使うより僅かに損である。書籍はパルコなど、特定の店舗のクレジットカードで買う方が得である。特に、大学生協などで書籍を10%オフで入手できる場合には、ヨドバシポイントを書籍に使うと不利である。
書籍を5%オフで入手できる場合に関して言えば、15万円買っても両者の差は1000円以下であり、ぶっちゃけ大差ないとも言える。ヨドバシポイントが大量にあって、欲しいものが目の前にあるならMacBookだろうが書籍だろうがポイントを消費すべきだろう。
また、パルコなどに入っている本屋には理系が好む書籍が少ないという問題点も見逃せない。ヨドバシの書籍売り場はヨドバシポイントを使う上で魅力的な選択肢である。この事実は否定できない。