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2007-05-08

起業ビジネス

http://anond.hatelabo.jp/20070508015711

確かに同意。特にWebサービスの場合既存のサービスを後追いし先行サービスを追い抜くことはほぼ不可能に近いため、「需要がないところに無理やり需要を作り出す」ということが必要になるが、しかしmixiのようにある特定のサービスにだけ頼ってしまうことは危険である。なぜなら「自らが作り出した需要」によって保たれているサービスは、恒久的に利用者が飽きずにそれを利用してくれるかどうかわからないから。成功の条件は「誰もが考えつかなかった『あれば便利だけどいままでなかったサービス』を複数成功させ、そのサービス界ではトップに立つこと」だろうか。

http://anond.hatelabo.jp/20070508021516

ただし最近の「起業」に対するイメージマスメディア報道もあり「ハイリスク・ハイリターン」から「簡単に金持ちになれる」に変化しているのではないか。金がほしいから起業したい、社長になりたいから起業したいという安直な考えを持つ人間が増えていると思うのは自分だけだろうか。また、自分の持つ何らかの理念を実現したいから起業するのではなく、起業そのものが目的となっている状況は何か不思議である。

実は私も大学生でありながら複数のウェブサイトを運営し、雑誌社(主にネットワーク技術関連)に定期的に執筆依頼を頼まれ(とはいえ、この文章を見ても明らかなように私は文章作成が非常に苦手である)、ソフトウェアの開発配布を行うことで小金を稼いでいる。よく友人は「なぜ法人化しないのか」と言われるが、私にとって法人化とは自らをその分野に束縛するものでしかなく、メリットがないために行う気はない。そもそも「法人」「会社」「ビジネス」「経営」といった知識が全くないため、恐ろしくて法人化などすることもできない。税務関係大学1,2年に暇を見つけて勉強公認会計士ならびに日商簿記1級を取得したため大体は理解できるのだが、ビジネスとなると全くわからない。起業を目指すならば、一度社会に出てこの「ビジネス」に関して少しでも触れる必要があるのではないか、と強く感じるのである。(「起業を目指す」とは書いたものの、そもそも前段で書いたように「起業」そのものが目的となっているのは異常だと思うのだが。)

そういえば、大学生経営する企業は「経営者大学生であること」を売りにする場合が多いのだが(自分の周りを見ると)、彼らは「大学生」という身分を離れた後どうやって社会で競っていくというのだろうか。社会を知らずに、ビジネスを知らずに起業した大学生社長は、大学生という身分を離れた瞬間に未来を失い、そして「企業経営ごっこ」をしている間に失った時間を回顧することになるだろう。

とはいえ、「起業とは何か」「ビジネスとは何か」ということに関して、メディアはそれなりに報道するべきなのではないか。以前私は「ハーバード大学オックスフォード大学学生は将来起業したいという学生が大半を占める」という話を聞いたが、なぜ彼らは起業したいと考えるのか、またそこになぜ起業する必要性があるのか、私には理解できない。理解するための書物もまだ少ない。説明できる方はいるのだろうか?私の通う大学は1,2年を教養課程として一般教養を広く身につけるための授業を展開しているのだが、その中で「ビジネス」に関する講義があると少しうれしかった。

2007-02-23

温暖化→森林減少→保水できない?

anond:20070223215953

横槍ですが、このページの内容が参考になりませんかね。

http://www.cla.kobe-u.ac.jp/kusccs/essay/2003koike.htm

それではなぜ、山火事は同時多発的に発生し、かつ大規模化したのだろうか。カリフォルニアの気候に照らしていえば、毎年山火事の危険があることは、先に述べた通りである。だが今年はその熱波・乾燥の程度が例年を越えていたのだ。例年にない熱波・乾燥といって真っ先に思い浮かぶのは、ヨーロッパであろう。 2003年欧州はかつてない猛暑に襲われた。パリでは観測史上最高の暑さに迫る日々が、何日も続いた。パリの夏は本来過ごしやすいもので、多くの家庭や事務所はもちろんのこと、カフェですらクーラー付のところは稀だったという。一方イタリアでは、山火事が多発した。殆どが放火によるものだったが、猛暑と旱魃の影響で被害は拡大した。件数としても多く、7月中に6,000件、これは昨年の倍近くに及ぶという。またポルトガルでも山火事は猛威をふるい、16 万ヘクタールが焼失し15人が犠牲になった。

ここでヨーロッパの熱波の原因を「地球温暖化現象」に求めるのは、早とちりだと思われるかもしれない。その直接の原因ヨーロッパ上空を流れる「ジェット気流」であることは、私も認めよう。しかし、私の認識が正しければ、ジェット気流はそれ自体が熱い・寒いという訳ではなく、あくまで偏西風の影響を受けた大気の流動/停滞形式である。そのメカニズムの中で、大気をはさんで閉じ込めてしまうこともあるのである。ヨーロッパの場合、そのはさまれた内部大気が「熱い」ことが問題なのだ。つまり、ジェット気流による熱波というのは見かけ上の問題であって、根本的な原因欧州の気温自体が上昇していることにあるのである。よって、ヨーロッパを「亜熱帯」に仕立て上げた張本人は「温暖化現象」である、といって差し支えないと思う。

米デューク大のウィリアム・シュレンジャー教授は「近年の温暖化傾向で地上からの水分の蒸発量が増え、雨が少ない地域の森林は乾燥して山火事が起こりやすい状況が続いている」と指摘している。

同じように、米ハーバード大学ポール・エプシュタイン博士も「現在温暖化傾向が続けば山火事は世界各地で増加。その結果、大量の二酸化炭素大気中に放出され、温暖化をさらに悪化させることになる」と警告している。

ここでエプシュタイン博士の考えを整理してみよう。彼の頭の中には、温暖化乾燥化→山火事二酸化炭素放出(→温暖化フィードバック)、という図式が存在すると思われる。これは特殊な考え方ではなく、むしろ周知の「事実」として扱われている類のものである。「二酸化炭素濃度の増大が温暖化を引き起こす」といった想定は、疑いのない真実として人びとの意識に刷り込まれているのではないだろうか。

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