2024-05-22

それにしても、どこまで行っても、友に巡り合わない人生であった。

気質・知性・境遇・年齢、いずれも私と親和する相手が、ついに見つかることはなかった。

そこが本質なのだろう。

この世界に共に語らえるだけの相手がいたならば、また話は変わって来たかもしれない。

もっと生計の立てようもあったかもしれない。だが、そうはならなかった。

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