暮れなずむ街のひとりの部屋の中 擦りむくほどにオナることさ
悲しみこらえて微笑むよりも 何かが出るまで抜くほうがいい
人は悲しみが多いほど ひとりでやらしくなれるのだから
ただオナるだけでは空しすぎるから 愛するおかずでオナることさ
夕暮れの壁に飛び出たけれど 終わりまでイッてオナることさ
新刊抜けぬと嘆くよりも お気に入りでシコるほうがいい
求めないで新しさなんて 臆病者の言い訳だから
初めて愛したおかずのために 明かりもつけずにオナることさ
これから始まる暮らしの中で 誰かがお店に誘うのでしょう
だけど触れないお店のことを 深く愛するヤツはいけない
多くない金がひと揉みで消えた もっとどこかでオナることさ
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