薄汚い街並みで幸薄そうな女を見つけて、
「2万円あげるからヤらせろ」って言う。
女は突然話しかけてきた失礼な男に顔をしかめる。だが、2万円あればこの苦しい生活がどれだけマシになるかを考えると、拒むことはできない。
女は悔しさを押し殺して俺を家に招く。ボロボロの公営住宅だ。
俺は部屋の中を見渡して『そうか、お金がないとこんな部屋に住むしかないのか』とか考える。
万札を女に握らせチャックを下す。
それからまた、『そうか、お金がないとこんなおっさんのを咥えなければいけないのか』と胸を痛める。
という体験をしてみたい。
風俗では味わえない。
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