夏が来ると、ドス黒い嫉妬にまみれ、身を焦がすような劣等感を感じる。
大きな雲の浮かんだ空や、冴え渡るように青い海など、この季節にしか存在しないノスタルジーは大好きだ。
きっと、夏が嫌いなのではなく、夏の中に居る自分のことが嫌いなんだろう。
あの季節が来ると自分だけが取り残されたような感覚を感じる。
孤独を感じなければならないのは怖い。
だから、夏が嫌いだ。
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