近所にひとがひとり通れるくらいの路地がある。ある日、そこを歩いてるとボス感のある黒猫がのそのそとゆっくり私と同じ方向に歩いていた。
足音にきづいた猫はときどき止まってこちらを確認する。私も歩くのを止めて見つめる。立ち止まっては振り返る、目つめる、立ち止まっては振り返る、見つめる、を5回ほど繰り返すと彼は「やーん」と私の目を見て鳴いた。
でも行き先、同じなんだもの。
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