2019-09-05

「正の強化」「正の罰」「負の強化」「負の罰」に違和感がある

行動分析では、「行動が増えた状態」のことを「強化」と呼びます

そして、「行動が減った状態」のことを「罰」と呼びます

正:行動の前に無かったものが、行動の後に出現している

負:行動の前に有ったものが、行動の後に消失している



正の強化、負の強化はまだ分かる。

正の強化 →行動の前に無かったものが、行動の後に出現していて、その行動が増加・維持されるような流れ

  例:褒められていない → 座る → 褒められている

負の強化 →行動の前に有ったものが、行動の後に消失していて、その行動が増加・維持されるような流れ

  例:叱られている → お腹を見せる → 叱られていない

正の罰 →行動の前に無かったものが、行動の後に出現していて、その行動が減少するような流れ

  例:叱られていない → 吠える → 叱られている

負の罰 →行動の前に有ったものが、行動の後に消失していて、その行動が減少するような流れ

  例:遊んでもらっている → 噛む → 遊んでもらっていない


正の罰も、負の罰もあったとしても継続ちゃう人って居るじゃん。

悪いことだと思ってるのに実行するようなやつ。

それってどうしてそうなってしまうんだ?

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