■「正の強化」「正の罰」「負の強化」「負の罰」に違和感がある
行動分析では、「行動が増えた状態」のことを「強化」と呼びます。
そして、「行動が減った状態」のことを「罰」と呼びます。
正:行動の前に無かったものが、行動の後に出現している
負:行動の前に有ったものが、行動の後に消失している
正の強化、負の強化はまだ分かる。
正の強化 →行動の前に無かったものが、行動の後に出現していて、その行動が増加・維持されるような流れ
例:褒められていない → 座る → 褒められている
負の強化 →行動の前に有ったものが、行動の後に消失していて、その行動が増加・維持されるような流れ
例:叱られている → お腹を見せる → 叱られていない
正の罰 →行動の前に無かったものが、行動の後に出現していて、その行動が減少するような流れ
例:叱られていない → 吠える → 叱られている
負の罰 →行動の前に有ったものが、行動の後に消失していて、その行動が減少するような流れ
例:遊んでもらっている → 噛む → 遊んでもらっていない
正の罰も、負の罰もあったとしても継続しちゃう人って居るじゃん。
悪いことだと思ってるのに実行するようなやつ。
それってどうしてそうなってしまうんだ?
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