ときどきとても懐かしい夜がある。
よっぱらって見上げる曇り空。
月明かりで見える雲の形。
中学の頃、抜け出してみた都心のビルの赤い光。
独り取り残される夜。
わくわくするような楽しい夜。
あのとき内緒で迎えに来た男の子。みんな共犯。
ぐらぐらと危うい。抱き締めて「大丈夫」って言ってほしかった。
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