2017-05-12

What a Wonderful World

ぼくは見る、木々みどり薔薇の赤も

かがやくのはぼくときみのためだと、ぼくにはわかる。

からぼくはおもうんだ、なんてすばらしい世界だろうと。


ぼくは見る、空のあおと雲のしろ。

ひかりあふれる昼、闇のしじまの夜。

からぼくはおもうんだ、なんてすばらしい世界だろうと。


空にかかる虹のいろは

行きかうみんなの顔も照らす。

ぼくは見る、握手をしながらお上品に挨拶をかわすみんなが

ほんとうは大好きだよ、って言っているのを。


ぼくは聞く、あかんぼうの泣き声を。ぼくは見とどける、あかんぼうがそだつのを。

かれらはこれから学ぶだろう、ぼくに想像もつかないたくさんのことを。


からぼくはおもうんだ、なんてすばらしい世界だろうと。

そうさ、ぼくはおもうんだ、なんてすばらしい世界だろうと。

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