餅で漉しあんを包み、刀のような形に作る。走り井餅総本家はなまこ形。
大津宿場のはずれ大谷の走井家の邸内に名泉があり、水がよく湧き出ていた。昔、景行天皇の第四皇子成務天皇が生まれた時、
この水で産湯を使われたといわれる。
後、明和年間(1764~72)、ここで市郎右衛門という人が「走井餅」を作って売り出したという。
刀の形にするのは、この水で三条小鍛冶宗近が刀を鍛えたという故事による。
https://kotobank.jp/word/%E8%B5%B0%E3%82%8A%E4%BA%95%E9%A4%85-729732
http://crd.ndl.go.jp/reference/modules/d3ndlcrdentry/index.php?page=ref_view&id=1000113801