美少女はある日、戦闘美少女になった。
しかし、彼女は戦闘を一切しない。
悪が人を苦しめているのに、悪を倒そうとしない。
彼女には悪を倒す理由がなかったのだった。
別に周りが悪によって苦しめられていても、どうでもよかったのだ。
悪から良い扱いを受けているし、苦しめられている赤の他人を助ける必要がどこにあるのか彼女はわからなかった。
彼女は僻みを買った。
悪から良い扱いを受けているからだった。
しかし、彼女は平気だった。
僻む人間を勝手に誰かが潰してくれるからだった。
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