40過ぎた頃(厄年と呼ばれるあたり)に自分が今までと何か根本的に変わってしまったような気分になった。
村上春樹も似たような事を書いていたように思う。
カブトムシの幼虫がさなぎになって成虫になる。あれに近いイメージを持っている。だけど人間は逆な気がする。
ずっと成虫だったのにある日さなぎになって「ハッ!動けないっ!」みたいな戸惑い。
厄年に体を壊してしまう人が多いと聞くがぶよぶよして指で潰したら白い汁が出て死んでしまうさなぎのよう。
そして幼虫となる。暗い土の中を狭い範囲で徘徊し身近な餌を食らう。
幼虫は子孫を残そうなんて思わないのだろう。
もう空を飛んでメスを探す事もない。
友達が死んだ、早すぎる死だった。みんな驚いた。 ほんと早すぎる。 ふと思って、世の中のなにが楽しくて生きているか分からないオッサンたち ひょっとしたら、もしかしたら、 そん...
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友人の死を肴にして感動ごっこをするのは別の層のおっさんじゃねえか?