自分の臆病な自尊心をどうにかしたい。心ではそう願うが、頭が追いつかぬ。 山月記で李徴は畜生へと姿を変えたが、現実では人は虎にはなれぬ。 昔の人々は自分といくつも年が違わぬ...
李徴も、遥かに乏しい才能でありながら、それを専一に磨いたがために、堂々たる詩家となった者が幾らでもいる つってんだろ。ぐだぐだ言わずやることやれよ。
失敗を恐れぬ強い意志とは、どうやって持てるのであろう?恥を偲んで常に挑戦し続ければ、いつか打ち勝つことが出来るのか?
"碌々として瓦に伍する"ことをよしとしないなら、失敗なんて気にせず挑戦あるのみだよ。 恐れるべきは失敗じゃなくて、挑戦し続けた挙句、自身に才覚がなかったがためになんにも成...
自分は珠などではなく瓦なのだ。珠に憧れる矮小な瓦であるのに、肥大した自尊心を持て余している。それをぶち壊したいのだが、臆病でそれが出来ぬ。