ある知り合い女性がバッサリ髪切っていて、それを見た男達が「失恋でもしたの?」「えー何かあったでしょ」と聞いていた。女はつくづく面倒そうだった。
なぜお約束みたいなやりとりを人は繰り返したがるのだろうと思いつつ見ていた。(この種のことは男に限ったことではないがこういう面倒臭さに関しては男に多い)
そこで、1人の男が気を利かせて「ほらー●●ちゃん嫌がってるじゃん。今どき失恋くらいで髪切る女の子なんていないよー」で男達が退散した。
そこまではよくある後継だなと思っていたのだが、その後男だけになった時にまたその女性の話題になって、
「ウソつくなよな絶対失恋してるよ」とか口々に言い始めた。あろうことか気を利かせた男まで一緒になって「失恋っぽいね」と言ってて思わず苦笑した。
なぜ同じ過ちをこうも繰り返すのか。いや、それよりもなぜ男は女を延々と誤解し続けたまま一生を終えるのだろう。などと感傷的に考えていた。
その場の思いつきで言ってる印象論のネタに真意など無い。 つまり、そもそも本心ではないのだから何を言っても無駄。