■類型的な議論が広く知れ渡った時代
ネットの普及により、議論が集積され、いくつかの類型が整理されたことで、
「こういう突っ込みをされたらこう返せばいい」というようなマニュアル的な議論の進め方が構築され、
これまで頭の良い人の理屈にやりこめられるばかりだった人たちでも鋭いコメントを残せるようになったのだが、
議論の類型的な部分しか見ないために細かな差異を見落とし、
しばしば、まったく見当違いのコメントになってしまい、
しかも本人はその差異に気付けないために自らの誤りも認めることができず、
結局はドヤ顔で勝利宣言するだけになってしまうケースが多々見受けられる。
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