同じ人には分かってしまう
中身がなくて、空虚なだけなのが
そして、本当は透明じゃないことが
何かを決めることが怖いから
選ばなくて済むように消し去ったフリをしてる
「僕は透明人間さ、もっと透けていたい!」
ただ、本当はそう願っているだけ
相手の全てを受け入れてもやれない
「僕は透明人間さ、誰も気付かない!」
気付いて欲しくて、だからこそ透明になりたい
気付いてもらえないから、それならいっそ見えなくなりたい
心の底まで見えるものがなければ、奥底まで見通せるなら
それは"居ない"のと同じだから
僕は、透明人間さ
透き通っていたい
あなたが眺める僕の背後の、その色に染まりたい
心の底まで透き通っていたいのだ
濁る事なく底まで見えるなら
きっとその器が傷付くこともないだろうから
限りなく透明に近いブルーに染まる前に現実に戻って来るといいよ。 そのうち墨汁のごとく君を黒く塗りつぶす奴らがわんさかでてくるだろうからね。 もうほんと真っ黒にね、真っ黒に...