一般的に社長や役員などはプロフィールに本名と会社名を書いているので分かりやすい。
一日中チェックしている自分の姿を顧みて、ふとストーカーっぽいなと思った。
会社に連絡を入れ、転職希望であることを伝え、履歴書と職務経歴書などを会社に郵送したころから社長の様子がおかしくなった。
おかしいというか、twitterがまったく更新されなくなったのだ。
ブログでも「心機一転、今日から更新がんばります!」と大きく書いておきながらもう2年以上更新がない。
ここは、きっと新しいもの好きなんだろうと好意的に解釈しておくことにした。
しかしながら私の好意は社長に伝わることはなかった。
つまり面接すら不要ということだ。
おかしいな、応募の条件は十分満たしていたはずなのだが。
というかインターネット企業を公言するわりにメールとか使わないんだな。
と、そこまで考えて気付いた。
ケータイやメールではなく、Skype IDを書いておけば、少なくとも面接できたのかもしれない。
そんな考えが頭を過ぎりながらも、同時に「ずっと待ってたのに。信じてたのに」という思いが交錯する中、私はそっとアンフォローをクリックした。