本書では、代替医療を否定するために、医学の父ヒポクラテスの言葉が度々出てきます。
「科学と意見という二つのものがある。前者は知識を生み、後者は無知を生む。」
しかし、ヒポクラテスは紀元前4世紀には 「同類をもって同類を治す。」
という類似の法則(ホメオパシー)をしっかり定義づけているのです。
ヒポクラテスは同種療法(ホメオパシー)とアロパシー(対処療法・現代医学)の2つの医学について述べ、
はじめに同種療法を行い、どうしてもダメならアロパシーを、と述べています。
ヒポクラテス「人体は疾病に対して自然に回帰するものであり、医師はその回復する自然の力を補佐するのが天命である。」
「医学の父」と言われるヒポクラテスは、日本では医師の倫理性と客観性を重んじる「ヒポクラテスの誓い」ばかりが有名ですが、