2010-03-01

代替医療トリック

本書では、代替医療を否定するために、医学の父ヒポクラテス言葉が度々出てきます。

科学意見という二つのものがある。前者は知識を生み、後者無知を生む。」

しかし、ヒポクラテス紀元前4世紀には 「同類をもって同類を治す。」

という類似の法則ホメオパシー)をしっかり定義づけているのです。

ヒポクラテスは同種療法(ホメオパシー)とアロパシー(対処療法・現代医学)の2つの医学について述べ、

はじめに同種療法を行い、どうしてもダメならアロパシーを、と述べています。

ヒポクラテス「人体は疾病に対して自然回帰するものであり、医師はその回復する自然の力を補佐するのが天命である。」

医学の父」と言われるヒポクラテスは、日本では医師倫理性と客観性を重んじる「ヒポクラテスの誓い」ばかりが有名ですが、

実は深い洞察力によって、自然とその一部である人間について優れた観察記録を残しています。

正確には彼を、『自然医療の父』と呼ばなくてはなりません。

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