2010-02-13

チョコがもらえなかった男の鬱憤を晴らす思考法ベスト

みなさん、チョコの収穫状況をどうでしょうか?

当然のごとく、僕はまだ一つももらっていません。

毎年、指摘されていますが、バレンタインデーなんてお菓子業界陰謀にすぎないのです。

それでも、チョコが貰えないと寂しいですよね。

そこで、「チョコがもらえなかった男の鬱憤を晴らす思考法ベスト5」を用意しました。

ここで思考法を学んで、この寒く厳しい季節を乗り切ってください。

1、チョコをもらわなかったので、経済的負担をしなくて済んだ。

 知っていますか? 女性からチョコをもらったならば、ホワイトデーにもらったチョコの3倍相当の贈り物をしなくてはならないのです。つまり500円相当のチョコをもらったならば、1500円の出費をしなくてはならないのです。

 

 例えば、仮にあなたがチョコを50個くらいもらえるモテ男だとすると、一個500円として、500×50×3=75000、つまり7万5千円もの出費をしなくてはならないのです。

 これでは今流行デジカメ携帯DVDレコーダー次世代ゲーム機が買えないどころか、6万4千5百円を稼ぐために、銀行強盗をし、捕まり、刑務所でお母さんに謝罪の手紙を書きつつ一生を終えることになるかも知れないのです。そう考えると、もらわなくてよかったですね。

2、チョコを食べなかったので、虫歯にならずに済んだ。

 チョコは文字通り甘い食べ物なので、大量に糖分を含んでいます。つまり、虫歯になる可能性が高いということです。

 もし虫歯になってしまったら、大変ですよ。まず治療費虫歯の進行度合がひどければ、最大で一本3万円(保険適用したとしても)かかるといわれています。これでは今流行の……(中略)……お母さんに謝罪の手紙を書きつつ一生を終えることになるかも知れないのです。

 そして、痛いですよ。虫歯治療は。あなたが多少マザコン気質であるならば、治療中に思わず「痛い痛いよ、ママン!!」などと思わず口に出してしまうことうけあいです。よかったですね、恥をかかなくて。

3、チョコの大きさや重さのせいで、怪我をせずに済んだ。

 もらえるチョコがいわゆる普通のサイズだったら大丈夫ですが、そうとは限りません。あなたに対する思いが大きすぎて、直径1メートル重量50キロの巨大チョコプレゼントされるかもしれません。

 恋は盲目。昔からそうと決まっているのです。

 こんな大きくて重たいチョコを持って帰ったら、腰を痛めて、あなたが将来なれるはずだった、野球選手、歌って踊れるアイドルの夢を諦めざるをえません。

 え? そんなに大きなチョコはもらうはずはない? いえいえたとえ小さなチョコであっても怪我する可能性があります。あなたはチョコをもらってルンルン気分、周りが見えていない状況に陥るでしょう。

 そんな時に電車に乗れば、その手に持った小さなチョコが扉にはさまり車両に引きずられることや、ヤクザのお兄さんにぶつかってぶん殴られる姿が、容易に想像できます。人間健康が第一。そうは思いませんか?

4、義理本命かで悩んで、時間を費やさずに済んだ。

 相手が義理チョコ本命チョコかを明言してくれればよいですが、明言してくれないこともありえます。その場合はもらったあなた自身で本命かどうかを探らねばなりません。

 義理本命かを見抜くのは大変な技術と労力を要します。

 基本的にはもらったチョコのグレードで判断すべきですが、この方法は万全ではありません。例えばもらったチョコが10円のチョコであっても、それは「あなたにはこのチョコでいいんだから!! 」というツンデレの反応である可能性もありますし、口からガムを吐き出して、それを差し出されたとしても、それはあなたに対するアブノーマルな挑発なのかもしれません。

 そのせいであなたは、ホワイトデーまでに本命かどうかを見極め、お返しの品、告白の有無などの適切な判断を要求されます。1日2時間そのことについて考えるとして、ホワイトデーまでの29日×2時間、計58時間悩まないといけません。光陰矢の如し。貴重な時間をドブに捨てるだなんて、無駄ですよね。

5、あなたがもらえなかったおかげで、他の誰がチョコをもらえた。

 THE BOOMという「いつもと違う場所で」という曲を知っていますか。この曲にはこんな一節があります。

 「君が僕と結ばれているように、君は誰かと結ばれてる。巡り巡ってその誰かと結ばれ僕は生かされてる。」

 そうまさに宇宙船地球号世界にいるのはあなた一人ではないのです。あなたがチョコをもらわなかったおかげで、他の誰かが幸せになった。そう考えると、世界がほんのちょこっと好きになりませんか。チョコだけに。 チョコだけに。

記事への反応(ブックマークコメント)

ログイン ユーザー登録
ようこそ ゲスト さん