2010-02-08

http://anond.hatelabo.jp/20100207231015

手元に届くデータの話というと、電子書籍で何が読めるかってことか。

(1) 昨年からのKindle, Sonyの端末の人気向上、年末年明けの書店のBarns & Nobleも参入、1月末のApple iPadで端末が出揃う。

(2) 読める本は、サイトによって違いで、フォーマットもそれぞれ。

(3) なら、日本でも端末と販売サービス作った方が、出版社も端末メーカーもいいんじゃね?

結果、一から始めよう的な空気感が支配しているのかなぁ。

個人的には、JEPAの国立国会図書館電子図書館案をより極端に対象範囲を広げて、多くの書籍へ広げて欲しい。

つまり、日本の本の多くは商業的な電子書籍流通じゃない、公共的な電子書籍を目指すべき。

以下、思いつくまま。

是非やってもらいたいことは、各出版社新書文庫タイトルの中で、長年読み継がれているようなものや

絶版再版しようにも売れるかどうか心配で、教養的なものを電子書籍として公開すればいい。

(品切れ重版未定とか、読ませろよってのもあるけど)

人気が出たら丁寧な装幀で、復刊.comみたいに復刊すればいい。

ネットで無償公開するのが、マーケティングの観点からも、読者データもとりやすいかと思う。

コメント欄を用意して、読んだらレビュー絶対書けという義務付きでもいい。

学生に対しては、感想文・レポート課題としても利用できるか?

最後に、おっさん編集者が、いいと思ったものでもいい、何十冊か青空文庫ででも公開してみよう。

役員になっているおじさんが、かつて編集したものを自由にアクセスできるように仕立てるってのは、

現代において誇りになると思うが、どうだろう?

  • そうか 図書館も電子化されていくのか 確かに、本になっていない、電子データでしか提供されていない書籍を図書館が扱えないんじゃあ、図書館の本来の意味を失うからなぁ ところが...

  • 出版業界的に危機感やビジネスチャンスを感じてるみたいだけど 誰も全体像を把握出来てないから足踏みしてる印象を受けるわ。 またガラパゴス化なんて言われるんだろうけど、 結...

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