2009-12-04

http://anond.hatelabo.jp/20091204205930

人口より生産力の高い低いで文化の影響力は決まるよ。

中国は昔からもの凄く人口多いけど、アメリカには国力としてとてもじゃないが敵わなかった。

今は、資本主義化を推し進めている真っ最中で、どんどん生産力を上げていっているから、ちょっとずつ影響力が強くなってきている。

ぶっちゃけた話、多産多死の発展途上国にいくら先進国より人間が沢山いたって、先進国に及ぼす影響は低い。

例えばフランス自分の所よりも人が多い所から、がんがん移民を吸収して、自国の法律文化に基づいた生き方を彼らにさせているけど、逆はないよね。

教育コストが高いのは、それだけ一人頭の生産量が高いことに他ならない。

それにさっきから上げているように、子育てする女性社会進出をむしろよりしっかりした保証するような社会を目指すことで、質と量の両方を得られるようになりつつある。

そう人口増加だけに拘る必要はないけれど、まぁ増えて困ることもそう無いし、人類、工夫次第で、あれもしたいこれもしたい、が案外叶うもんだと思うよ。ずっとそうしてきて、今の歴史があるんだから。

追記:

イスラム圏がどうこう部分をうっかり見過ごしてた。すまん。

ざくっとWikiで見た限り、他の人のトラバにもあるように、やっぱり近代的なレベルでの生産力を持とうとしているイスラム国は、概ねイスラムとしての色合いを薄めつつあるように見える。

例えば最も欧州と関わりの深いイスラム圏のトルコとかなら、今政府一生懸命女児の就学率を上げようと必死だよ。資本主義社会について行くためにだろうなぁ。

石油お金持ちになったドバイも、イスラム色がかなり薄い感じらしい。

まぁどうしたって、人口の半分を占める人間を、市場原理世界から閉め出せば、生産力はボロボロになる、と感じているんだろうね。

  • 人口より生産力の高い低いで文化の影響力は決まるよ。 想定している状況が違う。人口の多寡というレベルではなく、人口減によって人口がゼロあるいはそれに近いところになる状況...

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