http://d.hatena.ne.jp/fujipon/20090619
を読んで。
トラバ先、トラバ先のさらにトラバ先は「情報の質が悪いためにマスコミはマスゴミと呼ばれている」ということが前提になっている。
二つの記事ではあんまり、「マスコミの中の人が人間としてヒドいからマスゴミと呼ばれている」とは考えられていない。
てっきり私はマスコミがゴミと言われるのは、彼らが流す情報の質がヒドいからというより、マスコミで働く人間がヒドいからだと思ってた。
白装束でスカラー波がなんとかと言っていた宗教団体を取材したクルーがゴミをポイ捨てしてマナー悪い!とか
福知山線脱線事故のとき上空にヘリ飛ばしてたおかげで現場の救急隊が大声張り上げても聞こえなかったとか、例はたくさんあるし。
まあ「なぜゴミか」を明言しない場合も多いので、私が「マスコミはなぜネットで叩かれるのか」を知らないだけかもしれない。
本当のところどうなんだろう。(記事の質と人の質どちらもヒドいから嫌いって人もいると思いますが…)
もし働いている人の質が悪いために「ゴミ」と叩かれているなら、トラバ先がその理由で「マスゴミと言うのはバカバカしい」と切り捨てるのはまだ早いような気がする。
私もマスコミが嫌いでつい「ゴミ」とやじりたくなる瞬間がある。
理由はマスコミの情報の質が悪いからではなく、中の人がゴミみたいだから。
大学時代の知人数名が公共放送局で記者しているのだけれど、「射に構えちゃってる俺カッコイイ」状態でイラっとくる。
むしろ中二病のままで仕事していても許されるのかお前のところの放送局は
それとも組織的に上から目線の人間が醸成されるようになってるのかと。
特に病状のひどい一人が、ここ数年マスコミで働くことを夢見る大学生を対象に就活塾をやっている。
その活動に参加している後輩が主催者とよく似た上から目線っぷりで残念だった。
元からそういう性格なのか、毒されたのかはわからない。
知人も後輩も、「記者とは、一般人では考えも及ばないであろう視点を下々のものに提供する仕事」と思っているようだから。
ところでその知人、勤務時間中にmixiの日記をたくさん書いていて、しょっちゅうトップページの「最新日記一覧」が知人の日記で埋まってしまっている。