2009-04-25

http://anond.hatelabo.jp/20090425141330

仕事上のコミュニケーション力に絞って考えてみたよ。

会社内の業務上でのコミュニケーションって、上司、同僚、部下、とあるけど、分けて考えていくよ。

上司とのコミュニケーション

上司のオーダーに対して期待以上の成果を挙げれば評価が上がる。

その為には上司が求めているものがなんなのか、的確に把握しなければならない。

ここでよく間違えるのは上司が正解を持っていて、正解を持っていけば評価されると考えること。

まずは上司も正解なんかわからずに仕事をオーダーしている、

なんとなくこんな成果に繋がるといいなあ、と思っている場合がほとんどだと認識すること。

なので、正解に繋がる仕事よりも正解に至る過程や仮説を複数提示するのがコミュニケーションポイント

また、いいタイミングを見極めて仕事の途中でチェックやアドバイスをもらうのもいい。

流れでいうと、

仕事を受ける→複数の仮説を立てて、提案をまとめる→上司にチェックを受け、アドバイスをもらう

アドバイスを含んで提案を絞り精度を上げる→上司にチェックを受け、アドバイスをもらう

→さらに精度を上げて仕事完成

こんなイメージか。

リア充の人はコミュニケーション力が高く、上司をうまく使う。言いたい事を言わせる。

言われたこともうまく受け止める。いわれてないことも「空気を呼んで察知」して、仕事に反映する。

なので出来上がった成果も上司に認められやすくなる。

上司タイプを見分けるのも重要。細かくチェックしたがる人には細かく見せる。

結果だけもってこいという人にはここぞという時だけチェックを受ける。

部下である事をわきまえ、上司にとって価値のある部下となるべくフォロワーシップを発揮すること。

同僚とのコミュニケーション仕事につながりがある場合)

まずお互いに領域を決めておくこと。

一緒にアイデア出しをするのか、分担するのか、などなど。

上司と違って同僚にはポジションパワーがないので、かえって難しい。

公平になるように配慮しなければならない。決してライバル視したり競争相手だと見ないこと。

うまく得意なことが違っていれば補い合うことが出来るけど、

苦手なことが同じだったりすると、辛い。でも協力してやるしかない。

同僚と一緒に仕事をする時はどんな相手でもリスペクトして、よいところをみる事をお勧めする。

ダメなところを見つけて優越感に浸っていてもいい仕事には繋がらない。

仕事の成果が出るようにすることが大切。

昼ごはんを食べる、飲みに行くなどのコミュニケーションも良い。

そのときは、相手の話を聞くことが最も重要

自慢話でも愚痴でも、何でも聞こう。自分の話をするよりもまず聞くこと。その為にはどんどん質問しよう。

そして、聞いたことから相手がどんな仕事の仕方がすきなのかを想定して

自分仕事と相手の仕事を分けていく。

相手が使えないやつでも文句はいわない。補って支えて一緒に成果を出せばよい。

こういうところは不思議なもので大抵上にいる人間にはわかるものだから、

必要以上にオレオレアピールをしなくてもよい。

さりげなく質問されたら意見を言うなどの立ち居地でデキルやつかどうかはわかるもの。

同僚(仕事のつながりが薄い場合)

とにかく顔をつないでおく。

いつどこで一緒に仕事をするかわからないので、無関心ではいない事を示すこと。

宴会イベントにはこまめに出席。ここでもポイントは人の話しを聞くこと。

自分の顔を売る事よりも人の顔をおぼえておくことのほうが価値がある。

部下、後輩とのコミュニケーション

とにかく関心を持つこと。放置しない。構ってやる。助けてやる。

出来の悪いところには目をつぶり、いいところをのばす。

話を聞いてやる。勘違いしてるな、と思ったら軽く諭す。

本気でだめなやつなら上司が何とかするので、さりげなく上司に報告しておくのもよい。

まとめ

ということで、会社内のコミュニケーションとは案外シンプルなもの。

職位による力関係も明確で、やらなければならないことも決まってる。

勘違いしないでもらいたいのだが、会社に正直で誠実な奇麗事の人間関係を求めないこと。

会社聖人の集うところではない。ごった煮である。

ごった煮の中で、自分の役割はなんなのかを見極めるのも重要

肉なのか大根なのかにんじんなのか。はたまた薬味のねぎなのか。

これだけのコミュニケーション力があってもそこそこにも出世しないとしたら、

仕事上での能力が不足しているか、よっぽど会社がだめかどっちかなんじゃないかな。

ちなみに、能力がなくてもコミュニケーション力があるとマネージメント系では生きていけると思うよ。

番外・リア充の人たちはコミュニケーション力が高い

努力してたり自然に出来たりいろいろだけど、リア充コミュニケーション力が高いよ。

個人的にはプライベートでは非コミュ・非リア充で構わないと思っているけれど、

仕事の上でだけは多少の努力をして会社というコミュニティで充実して過ごせるといいよなと思う。

仕事拘束時間ってそれなりに長いし、一般的に大企業なら転職するより勤め上げて退職金もらったほうが

生涯年収も多いからね。

記事への反応 -
  • 非リア充がリア充として社会的に承認されるはどうすればいいと思いますか? なお、「社会的に承認される」とは、出世や一流企業への就職など社会的地位や経済力を得ることをいうも...

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    • 就職はしてるの?

    • 仕事ができるようになれば 自分にコミュニケーション能力がなくても 相手が勝手に寄ってきて コミュニケーション取るために相手が勝手に努力してくれるよ。

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