2009-02-18

http://anond.hatelabo.jp/20090218005603

元増田は「アカポス志望者の経済的安定のために」という視点で、

議題を提起してくれたわけだけども、

教育の話題が挙がるたびに、

もうちょっと大局的な見方が出てきて欲しいと思っていた。

 

以前、

ぼくらは個々の教育に対する戦略を見直すのではなくて、

「誰に何の教育をするか」

といった根本から考えなおさないといけないのだね。

http://anond.hatelabo.jp/20090215210642

と書いたのだけども、反応がなくて非常に寂しい。

せっかく「教育の三要素」を整理したうえで問題提起までしたんだが。

 

日本立ち位置」とか、意味不明なことを書いている人はいるし、

無駄こそが文化」とか、脳花もいい加減にしろよ、と思う。

結局、

誰に?子供
何を?教科書

という枠組みから抜け出す発想が出てこない。

 

いくら現場に優秀な教師がいたところで、

あるいは、博士号を持つような優秀な教師を現場に配置したところで、

この枠組みから抜け出さなければ、

それらは機能不全に陥ってしまう。

その象徴がイメージとしての「高学歴ニート」であろう。

現行の枠組みにおける「正しく教育された人間」像は実に陳腐だと思わないか。

 

そして、そのような陳腐化された人間に、

次世代の教育の一部を任せるのか、といった問題が付きまとうのだ。

 

では、どうするか。

私塾なのか?では、そのとき公教育は?

 

過去

明治の「エリート志向

昭和の「一億総中流志向

といった「誰に何の教育をするか」の

パラダイムに続くものを考えないと、

高学歴ニート」量産体制から抜け出せないんじゃないか。

記事への反応 -
  • http://anond.hatelabo.jp/20090215141559   ちょっとダラダラ書くよ。 教育には、大きく3つの役割があって、 スクリーニング(ふるいわけ) 能力の最適化(育成) 社会適応(文化継承) そ...

    • 元増田は「アカポス志望者の経済的安定のために」という視点で、 議題を提起してくれたわけだけども、 教育の話題が挙がるたびに、 もうちょっと大局的な見方が出てきて欲しいと思...

      • 元増田です。あなたの「私塾」という発想はとても面白い。 そのアイデアは、こちらのアイデアの「『教諭』でなく『教科特別講師』という身分」を活用する現場のイメージと、発想の...

        • 私塾が私塾たりえたのは、 「志なきものを去れ」 の前提があったからだと私は考える。   したがって、私塾は公教育とは相容れないものであると考えている。   当初、私が考えてい...

          • したがって、私塾は公教育とは相容れないものであると考えている。 うーん、残念。しかし、「私塾」というイメージから言えば、その『教科特別講師』は「志無き」生徒の面倒を見...

      • 1990年くらいの「朝生」で学校教育について話し合ったとき、戸塚宏氏が 「今の議論は戦術論ばかり。戦略論が全くない」と嘆いていた。 その伝で自分なりに考えたが、学校教育を教え...

        • そもそも教育に期待する内容自体各個人で違うはずなのに戦略とか考えること自体傲慢なように思う。各自が自分が良いと思う教育を受ければ良い。戦略といっても結局はお国のために...

          • まったくもって意味不明。 →教育に期待する内容自体各個人で違うはずなのに← その各個人って大人?子どもも含むの? 子どもがどれだけ具体的な期待を出来る?また期待したところ...

            • ほれほれ、いつものパターンじゃないですか。お約束のwww

            • 大人も子供も違うに決まってるだろ。子供は具体的なことまで期待してないといっても小学生くらいならそうかもしれないが中学高校あたりならもっと具体化されてると思うが。身近に...

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