■http://anond.hatelabo.jp/20081105162225

続き。

何処かに吐露したくて。思いっきり自己満足で、自分勝手な行動を書いておく。

11月の中頃、耐えきれなくなった自分は彼女に自分の思いを告げた。我ながらつくづく我慢弱いと思う。彼女を仕事帰りに呼び出して、飯を食いながら好きだと告げた。

ただ、好きだという気持ちを伝えたものの、付き合ってほしいと言う事は一切言わなかった。好きだよ。と言うだけ。そんな事を言われて、困るのは彼女だって言うのを理解しているはずなのに、なんて卑怯な行為なんだろう。と理解しつつ・・・。好きだよ。とだけ。

付き合ってと言えなかった理由がいくつかある。きっと、イチバンは明確な拒絶が怖かったんだろう。振られるのが怖いんだろ？と言う皆の指摘その通りだと思う。

他には彼女に置いて行かれていると言う実感だろうか。彼女は新しい職場と新しいフィールドと新しい仲間とのなかで新しい生活を始めようとしている。一方で俺は今の場所を抜け出したいのに抜け出せないでいる。

俺は今、ウチの会社の中でもイチバンの売上を上げるパッケージの開発責任者というそれなりの立場を与えられ、それなりの成果も上げてきている。ある意味ではウチの会社の花形にいるわけだ。

だが、俺はココを抜け出したいと思いつつもう3年にもなる。このパッケージを一から育てたわけじゃなく、勝ち組になってから組み込まれたこの環境に俺は満足していない。もっとチャレンジできる事をしたい。新しい企画も色々と考えて提出するが、今の勝っているパッケージの面倒を誰が見るんだ？と言って、挑戦させてもらえない。これは俺に熱量が足りないせいのかもしれない。

そんな風に新しい環境に身を置きたいと願いつつ、自己実現をさせることができていない自分自身に自信がなくなってきているって言うのも正直なところだ。

あとは、万が一彼女と付き合うとなったとしても遠くない未来に来るであろうより辛辣な別れを想像すると、付き合うと言う選択肢は自分の中には沸かなかったと言うのも一つかもしれない。

辛辣な別れってのは、彼女は大勢の中で社交的に動き、悪く言えば八方美人すぎるくらい人懐っこい人だ。そんな所を好きになったんだけれども、きっと彼女を"彼女"にしてしまうと、そこに嫉妬する。

好きになったところが嫌いになる。そして、そんな狭量な俺の感情を踏まえて二人の関係を続けるには俺か彼女のいずれかの犠牲が必要だ。始める前からそんなことを言ってるからダメなんだ。って言うのも分かる。でも、もう、先を見ずに突っ走れるほどの若さはなくなった気がする。やっぱりココでも足りないのは熱量なのか・・・。

こうやって、後付けともつかない理由をいくつもいくつも頭で考えては消えていくと言う状況が良いはずもなく・・・最近は仕事に逃避するようになってしまった。仕事をすべて一人で抱え込んで、一人で年末年始も仕事をしていた。

彼女が俺の住んでいる場所を去る前の夜、二人だけで2時間ほど会って、食事してドライブして、別れてきた。交わす言葉が辛かった。

「またいつか」

次に来る予定のない「いつか」に自分の思いの残滓を感じながらも、決めたことだと思い切って、アクセルに足をかけて彼女の元をあとにした。

いつかきっと、誰かの横で笑っている彼女を見て、大いに後悔するんだろうと思う。でもそれは、自分が選んだ選択肢の結果なんだ。と言う事を耐えなければならない。耐えられるんだろうか。それすら不安だ。

・・・なーんか、途中からカッコつけたくなって、文章が変になってるけど、気にしない。もういい。このカッコつけてる格好悪さも含めて、俺なんだよ。と、開き直る。これがダメなところなんだなと、また落ち込む。そんな毎日だったりする。

ダメだな。自分に自信が持てるようにならないと・・・。

Permalink | 記事への反応(0) | 12:54

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