2009-01-18

キャバクラを美化するのはどうなんだろう。

有名なブログとかでキャバクラを美化しているのはどうなんだろうと最近、思うことが多い。

私の友人の友人(女性)などは今、33歳。中国地方から20歳位の時に上京してきたらしい。東京にいけばきっといいことがある。そしてキャバクラの寮に入った。その子が言っていた。二十代前半はどういう具合にお金をかせぐなんて考える必要がなかった。必ずごちそうしてくれるおじさんがいて、ハワイにつれていってくれるおじさんがいて、ブランド品をプレゼントしてくれる人がいて。そして彼女はお店に来ていたかっこいい男性に見初められて、一緒に暮らし始めた。そう、学歴も無く、別に金持ちでも無い女の子でも夢をキャバクラ嬢になれば、夢を見ることができた時代が確かにあったのかもしれない。

でも、「女はなぜキャバクラ嬢になりたがるのか」そういった本が話題になり、「ageha」のような雑誌が話題になり始めたときに、事情は変わり始めたのではないだろうか。バブルははじけたのでは。

 最近歌舞伎町六本木ではキャバクラ閑古鳥がないている。女の子達は「本当に日本が滅ぶのでは」「やばくねえ」といっているらしい。しかし、この娘達にはノルマがある。客がいないからといって、お茶をすすっているわけにはいかない。ノルマを達成できなければ、毎日の手取りの半分が罰金で持っていかれてしまう。100年に一度の不況の中で、お客さんの数は確実に減っている。彼女たちはどうするのか?みんながみんなそうじゃないらしいが、出会い系喫茶にいりびたっているキャバ嬢がいるらしい。そこで指名されるのをひたすら待つ。出会い系喫茶では女の子は入館料は無料だし、コーヒージュースも飲める。ただ、「えんこう」目的で来ている家出少女達に「なんかういてねえ」って陰口をたたかれるリスクをがまんするならば。そして指名されたら、一緒にキャバに出勤してほしいとお願いする。お店が終わったら、ホテルエッチするから、一緒にお店に行ってください。そんなキャバ嬢がいるらしい。もう、そこには、かわいいキャバ嬢お話をしに男がお店に現れ、なんとか落とそう、エッチしようと口説きまくる。キャバ嬢はかわしまくる。でも、かわしきれなくなったキャバ嬢は落ちる。時に、空気と文脈が読めないキャバ嬢がやらせないお客から金を絞って絞って絞りまくり私生活切れた男がキャバ嬢におそいかかる。そんなお話も、出会い系喫茶で客をひくキャバ嬢から見れば、別世界お話だろう。出会い系で客を引いても、ノルマは達成できればそれでいい。同伴で出勤し、お店が終わったあとは約束通りのH。最初からHのオプション付き同伴出勤。これが、キャバ嬢が置かれている現実ではないだろうか。最近キャバクラを美化するいろんなおはなしを眼にすることが多い。でも、ちょっと違うのではないかなと思う今日この頃の私なのであった。なお、私の友人の友人は客に見初められて一緒に暮らし始めたが、28の時にけんか別れして別れた。出会い系喫茶で男を捜し、愛人稼業で食べている。わたしくらいの美貌があるから、男はお金を使うのだと自慢をしている。でも私の友人に言わせれば彼女のHはどんどん変態化してきている、電車でやったり、しばられたり。男に殺すぞと言われて、外で男のものを口にして、ひたすら奉仕し続けたり。でも彼女はそうした行為をやめることができない。他に収入を得る手段が無いのだからと。

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