2008-03-22

http://anond.hatelabo.jp/20080322114345

ちなみに自分も76世代

幸せなんて人それぞれだからなんともいえないけど、経済的にどうこうということをいえばさ…

国全体が年率10%とか超えて成長しているときに20年ローンを組むのと、

今みたいに給料はあがっても1000円みたいな時代にローンを組むとじゃ全然ちがうよね。

就労人口が右肩上がりで増えているときの年金の仕組みと少子高齢が猛烈な勢いで進んでいる現代で同じような恩恵にあずかれるわけがない。

団塊から話しを聞くと、大卒メーカー新卒給料が2万ぐらいだったんだって。

年間で給料が2倍になるぐらいの時もあったそうだよ。

そういう時代に3%のローンを組むのか今みたいに金利が0.001%の時にローンを組むのかはお話しにならないほど違う。

1980、90年代とか定期預金の金利8%だからね?

10年定期で1,000万を寝かせておくだけで2,159万円になる。

2008年スーパー定期預金300万円以上の10年定期は年0.800%で提供されている。

このご時世に0.8%の金利って高いよね!

でも、こんなんだと10年寝かせても1083万円にしかならいんだよ。

ちなみに20年だと1000万はそれぞれ4,661万と1,173万になる。

これが金利

複利をなめちゃいけない。

10年で1,159万 対 83万円という成長差でうちら世代は勝負をしなければいけないんだ。

日本屈指のメーカーの役員にまでなった父親世代、団塊世代+ちょい上の世代からよく話しをきくんだけどさ。

(隠居してそこここに進出したりしてるんだよ。そういう人が…)

彼らがメーカーとかに入った頃には、会社もまだ小さかったそうだよ。

真面目にやりつづけてたら会社経済も成長した。そういう時代を生きてきたんだって。

今みたいに何万人もいるステージから入ってそういう役職や恩恵にあずかれるのかって心配してくれてるんだ。

メーカーに勤めている人間だったら、上の構成をみて考えてみればいい。

社長が居て、役員がいて、子会社の役員達がいて、部長やらの管理職がいる。

そういう役職についていないその年代の人達はどれくらいの割合でいる?

彼らと同じ割合で役職にありつくためには

・自分より下の世代をどれだけ確保する必要があるか

・自分の同期をどれだけ退社させなければいけないか

ちょっと計算してみるといいよ。

現時点でトップシェアにあるような会社というのは、市場の急激な拡大というのが無理。

若くて比較的人的コストが低い人材がいっぱい入って、自分が4、50歳とかになって経営タッチしたときに会社がピークにあるような組織にいないと本当の意味恩恵にはあずかれない。

会社お金投資するのも自分の労働力投資するのも意味的には変わらない。

株と一緒で経済恩恵にあずかりたければ人気がでてからじゃおそいんだ。

ファッションみたくフォローしていくという立場だと消費者にしかならない。

去らないブームは無い。

トップシェアを30年継続した会社組織歴史上殆どない。

30年もあれば産業構造そのものが変わるからね。

老舗企業はその殆どが世界的にみてもその殆どが同族経営に分類される。

日本では同族経営中小企業では約97%、中堅会社では75%だそうだよ。

で、何がいいたいかというと

今日はいい天気ですね!ってことなんだ。

昔は昔、今は今。今なりの最善手は昔とは一緒じゃないんだから各自みきわめ人生たのしみましょうや。

記事への反応 -
  • ■団塊世代がいいとは思えないこれだけの理由 これもかなり嘘くさい。 <低学歴から高学歴まで学歴に関係なく幸せを勝ち取ることが出来た> 雇用も限定的で、よっぽど学歴に縛ら...

    • ちなみに自分も76世代。 幸せなんて人それぞれだからなんともいえないけど、経済的にどうこうということをいえばさ… 国全体が年率10%とか超えて成長しているときに20年ローンを組むの...

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