2008-02-28

http://anond.hatelabo.jp/20080227205942

分かち合いたいなら、「あそこの○○って作品を買ってみたんだけど良かったよ、気が向いたら買ってみれば?損はさせないよ。」

っていう風に広める事で、人に薦めるという形で分かち合う事もいくらでも出来ると思うんだ。

実際、同人音楽レビューサイトを作ってる人とか居るじゃない。ああいう風にすればいい。

それを、人が値段をつけてるものを他人が勝手にタダにして配布するような形にして、

「いい物だと思ったから、みんなと分かち合いたいと思ったからこそなのに」と言われてもそりゃ納得できないのは当然だと思う。

でも、サークル管理人の方の対応もまた微妙だと思った。

この世界、残念な話だけどクオリティの高い作品は、有名どころをゲストに起用した作品は絶対に無断配布される。

ニコ動で、Youtubeで配布される。EACで丁寧にリップして、ジャケットレーベルも丁寧にスキャンしてリカバリレコードもつけてP2Pで流される。

もちろん、そこにも純粋な悪意というよりは「(サークル通販や委託をやってないとか限定とかで)買えない人にも渡してあげたい」だとか

「みんながマダー?って待ってるから流してあげる」とか「○○さんの参加してる作品はコンプしたい人が多いから」とか、

そんな職人の『純粋で迷惑な無邪気さ』で、勝手に配布される。そんで一度配布されたら後はイタチごっこで、永久に取り消せない。

これはもう、同人音楽をやる側は受け止めるしかない。

その上で、それでもこの程度は買ってくれる人がいるって計算を立てて、生産計画をしないといけない。

(大丈夫。ほんとにいい物を作ってたら、どんなにP2Pで流れるようになっても即売会の度に買いに来てくれる人は必ず居るし、

 そういう意味では同人ソフト界隈は「コピーじゃなくて、現物を買いたいんだ。貴方達のサークルのファンになって応援したいんだ」っていう暖かい人の多い世界だと思ってる。

 また、個人的にはP2Pニコ動で売り上げが伸びる事はないと思ってるが、減る事も殆どないと思ってる。

 そういう場所で物を求める人は、買わないといけないような物はいらない、それだったら他に何か落とすよって人ばっかりだからだ。)

そういう意味で1作目からいい物を作ったからと言って大勝負に出るのは考え物だし、

せっかく買った人にまで気分を悪くさせるような文章の書き方は絶対に良くなかった。

もっとボチボチやってみて、大体自分たちは今これくらいの枚数を作るとこれくらいは売れる、

この辺を採算ラインにして、予算はこれ位でやってみよう、って感覚を作ればよかったのに。

と、元リアリク板職人で、とある同人音楽サークル会計とかやってた増田として、そんな事を思った。

  • 人に薦めるという形で分かち合う事もいくらでも出来ると思うんだ。 そうなのかなあ。よく分からない。 どうも、それだと限界がある気がする。 例えば、音楽レビューサイトをたて...

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