セカンドライフが過疎化しているとネットユーザーから嘲笑されている。
ネットをビジネスの場としてとらえていない企業をネットを娯楽として楽しんでいる層が嘲笑しているような構図が見える。
しかし、過疎化が進もうとセカンドライフへ進出する企業の勢いは日経産業新聞等を読む限り衰えはない。
空疎な空間に企業の金が入ったコンテンツが相変わらず増殖しているのが現状だ。
企業にとっては将来への投資かもしれず、あるいは実験場としてセカンドライフを利用しているだけかもしれない。
セカンドライフ内のコンテンツに閑古鳥が鳴こうとも、参入して各種メディアに社名とともに取り上げられるだけで
十分広告効果でペイできるのかもしれない。
とはいえサービスを立ち上げたら利用して欲しいのは当然だろう。
誰もいない空間の中で、彼らに接触したらVIP待遇を受けるかもしれない。
現実社会ではフリーターやニートに甘んじていても、セカンドライフ内では企業にお客様として
扱ってもらえるだろう。そう考えると、一般参加者が少ない今こそ逆張りでセカンドライフ内の探索に行くのは
費用対効果が高いかもしれない。思わぬ恩恵が拾える可能性だってある。